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■ ちょっと削ってもこれだけになった。vol.2
起きると海沿いを走っていた。すごくこれだけで「北海道に来たなあ」っていうのを実感。シャワーを浴びに行く。使用時間は30分で湯は6分出るのだが、日頃から非常に早風呂なんで半分くらい余る。仕方ないのでぼけーっと湯をかぶっていた。
9時20分札幌着。出発前から喉を痛めていて声が少々おかしかったのだが、昨日で一気に悪化。声もアメ横で「安いよ〜」とか言ってるおっさんと変わらなくなってきた…。まあ、体がだるいとか熱が出るとかはないのでいいが。でも、喉が痛くてどうしようもないのですぐに薬局に行きのどあめとのどフレッシュを購入。しみるねえ…
コインロッカーに無理やり2人分の荷物を入れドトールで朝飯。結構無理やり荷物入れるのは得意だったりする。がさつだから(?)はじめてドトール入ったがどうも店員のイントネーションが慣れない。ああいう風に言えといわれてるのかしら?
赤レンガ庁舎行く途中に左足のサンダルが逝った。スポーツサンダルなんだけど足首固定する部分が取れてしまった!瞬間接着剤を買いにコンビニへ。左足かばって歩いてたら激痛…。仕方ないので素足で札幌の街中を歩いた(←バカ) 幸いすぐに治ったので事無きを得たがやっぱり足は痛い。そして、何気に日差しが強い。
この辺は小学6年の時に一度見ているが何気に印象が違うものだ。なぜか馬が庭にいるし…。なんであそこって記帳させるんだろうね?書かなくてもいいっぽいけど。展示物を食い入るように見た後大通公園へ。子ども達が噴水で遊んでいるがそれくらいに暑い。しかも、街中なのにいい青空だ。東北メールのCMを思い出した。お約束でとうきび食ってテレビ塔へ。相方が高所恐怖症の上、上までいくのが東京タワーより値段高いのでみやげ物だけ物色して降りる。
そして日本三大がっかりのひとつと言われる札幌時計台へ。ここの場合は立地ががっかりらしい。周りビルだらけだしね。内部は何気に落ちついていたけど。2階の講堂でライブとかしてみたらいい感じかも。でも、あのステージじゃ動けないな… その後どうするか検討した結果大倉山に行くことに。何気に中高時代の連中はスキージャンプが好きだったりする。
地下鉄に乗る。初乗りが、に、にひゃくえん!?普段160円とか170円なので驚く。ちとボリな気がしないでもないが、歩く気もなく、地理もわからんので乗る。円山公園でバスに乗り換え。実は乗り継ぎ割り引きなるものがあったが、よくわからんかったので別々に買ってしまった。ちと損した。ま、いいか。
大倉山直通ではなかったので入口らへんで降りる。あとはひたすら山道を登るだけ!と、いいつつ日差しは相変わらず強く、昼下がりで人通りもなく…。間が抜けつつひたすら登っておよそ15分。 登ったところにジャンプ台が!ここも2度目だが、わけもわからんガキのとき見るのと今見るのとでは違う。当時は今ほどジャンプの人気もなかったし。天気は快晴で(写真あるけどデジカメじゃないしアップのやり方不明)風が適度に吹いていて気持ちいい。23℃だって。やっぱりそれが北海道♪
相方はジャンプ台とかリフトを見て少々びびっていたが、ここまできて上までのぼらないなんてアホなこともないので連行。まあ、乗ってみると確かにちょっと高い。スキーしたことない自分にとっては新鮮だけどね。昔は選手は板を持ってこの下の階段を上っていったという。飛ぶ前にきっと息も絶え絶えだった気がする。今はこうやってスキー未経験者でも行ける。ありがたいもんです。
上から見る景色はやっぱりよかった。天気の移り変わりというかそういうものもはっきり見えておもしろかったな。ある場所から一気に明るくなって暗くなってで。札幌ドームがでーんとあってちょっと不思議だった。 今度は景色を見ながら下る。やっぱり、気持ちがいいもんだ。北海道は涼しい。果たしてこの位を地元民はどういう風に表現するのかはわからんが。
帰りは駅まで直通するバスがあったので乗る。確か200円くらいで乗れたので得。駅に戻ってどうしようかと。飯食おうと。どこへ行こうと。ってわけで北大で食おうと強烈プッシュした結果北大へ。
北大は駅から10分弱歩いたところにある。夏休みに入っているはずだが学生は多い。あと、普通に観光地化している。往々にして国立大は出入り自由だが…。観光ガイドにも載ってるからな。明らかに「見せる」ことを意識した作りになってると感じた。観光客風の年老いた人間がいてもそれが普通なのだろう。うちらはあまり観光客には見えないと思うが…。
食堂とか行ってみるが工事中だったらしく一番遠い食堂しかやってないと!なんでここ食堂が3,4個あるんだろう。広い…。俺はそこまで行こうと言ったが、相方がなぜかすねまくったため仕方なく大学を後にする。かといって、相方は特に食いたいものがあるわけではないらしい。いったいどうしようか。
この時やっと16時を過ぎたあたり。とりあえず23時まで時間を潰さねばならず、いったいどうするよと思っていたが結局、旭川までいってラーメン食う事で決着。往復だけで3時間かかるのでちょうどいいかなと。乗り放題だし、電車に乗ってるのが苦じゃないからいいか。
駅に着いて、相方がみどりの窓口で今夜の列車の切符の変更。お座敷車両を無事ゲットした。結構こいつはこういうところはマメである。結局、今回、切符の変更や手配はみんな相方が率先してやってた。まあ、俺があまりに声出なかったというのもあるのだが…。
18時20分旭川着。北海道第2の都市だけあって結構駅前はでかい店が。相方が図書館から借りてきたガイドブック(る○ぶではない)を見つつ。自分はすごい優柔不断であるし、どうも相方は見かけによらず優柔不断で(結構ずばずば行く感じがしてたが)なかなか決められない。「ここでいいじゃん」とか言ってもお互い優柔不断で決まらず。かといって、お互い特に食いたい店があるわけでもない。まあ、今回は相方が誘ったようなもんだから任せる。
あと、ガイドブックが曲者で、見事に地図の場所に店がない!○るぶよりひどい!非常にストレス溜まりまくり!で、一度ではなく何度も翻弄された挙句山頭火本店で食う。塩ラーメンなので相方の興味とずれていたようだが、ここまできて食わずに帰るよりはいいということなのだろう。贅沢だと思うが。にしても、使えなさすぎなガイドブックや…。振り回されすぎた結果、発車2分前に何とか乗車。札幌に戻る。今まで聞かなかったが、今までの行動とかから見て相方はこういう旅行した事ないんじゃないかと思うようになってきた。
まあ、それはいいとして。21時20分札幌着。23時までのタイムラグをどうやって埋めるか。結局なにしたんだっけなー。まあ、1時間ほど潰してホームへ。ホームは利尻とミッドナイトを待つ客でごった。喉の調子はよくならず。声も相変わらずひどい。今日も夜行なのでまたおかしくなりそうだ。何しろ息吸い込むたびに咳込む。不安で1時間に1回くらいはのどシュッシュッしてる。あきらかに過剰。荷物置いて待ってたら15分くらい前に入線。自由席はホームの反対側まで人が並んでいる。こっちは優々と寝ていけるもんだ。
車内はオール畳敷き。毛布と枕が用意してあっていい感じだ。気動車なのでエンジン音が難点だがそれをさし引いてもじゅうぶん過ぎる宿だ。札幌〜稚内までしか券を売らないのでさっさと車掌が改札にきて減光。喉がまずいので濡れタオルを口に当てながら就寝。旭川までくらいは意識があった気もするが、あとは結構ぐっすり。
2002年08月06日(火)
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