「異性の友達は成立するか?」に関する各論。 - 2004年05月06日(木) 鷺沢萠さんの「失恋」を読んだあとに。 (1)たぶん「スポーツでストレス発散!」というタイプの人間には、あんまり「異性の友達」は必要ないんじゃないかな。 (2)同性には言えない愚痴だってあるし、彼女にだって見せたくない弱みだってあるのだ。 (3)「口説く」のには勇気もいれば、体力も要る。 (4)正直、たくさんの異性を同時に愛せる人間というのは、基本的にバイタリティの容量が多いのだと思う。それはひとつの才能だ。 (5)異性の友達というのは、ひょっとしたらお互いにとって、車のトランクにあるスペアタイヤみたいなものじゃないか、と考えるとうんざりする。 いつもは「ただそこにあるもの」でも、パンクしたときには役に立つ、とかね。 (6)だいたい、「異性の友達」っていうのは、いろんなことを自分が記憶しているほどには「覚えてない」よね。 (7)しかしながら、同性の友達というのは、年をとるとなかなかできないものなのだ。ずっとゴルフとオンナの話しかしないオッサンなんてウンザリだったけど、それはそれで共通項があるのなら羨ましくなくもない。 (8)ひょっとしたら、「好きな人」よりも「ずっと友達でいられる人」のほうが、結婚したらうまくいったりするのかもしれない。 (9)結局、僕は保守的な人間なので「セックスしても友達」というのは認められないなあ。 (10)なんか、最近すべてがメンドクサイなあ、なんて思うのですよ。 ...
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