マニアックな憂鬱〜雌伏篇...ふじぽん

 

 

男と女のドラフト会議 - 2003年11月19日(水)

 今日はプロ野球のドラフト会議だったのだが、野球の話はもういい。
というか、僕のカープは「ドラフト負け組」以前に「ドラフト逃げ組」だったので、思い出したくもないのです。

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 僕は、ときどきこんな妄想に浸ってみたりする。
 ドラフト会議というものを「決められた基準内で、人間を取り合う」を考えた場合、「男と女のドラフト会議」というのがあったら、どうなるだろう?なんて。
 僕は男なのですが、自分が女性に指名される側だとしたら、いろいろ考えると思うんですよね。
 (もちろんこれは、「完全ウェーバー」であるわけがないのです)
 例えば、僕がモテ男で、希望女子が僕のことを「自由枠指名(この場合は基本的に1枠のみ)してくれれば、それはそれで問題ないわけです。
 ああ、いいドラフトだったなあ、と。
 しかし、そんなに甘いものではなく、現実のドラフトと同じように、自分で一番の希望女子を選べる男はそんなに多くはないはず。
 野球でいえば、「巨人にしか行かない」っていう高校生みたいなものですね。
 多くの男は、「希望女子に選んでもらえればいいけど、相手がいるだけでも…」というような、極めて現実的な判断をするわけです。
 異性というのは、相手を選ばなければプロ野球の選手枠ほど狭き門ではないにしろ、本当に「理想の相手」に指名してもらうのは難しい。
 
 また、人気女子を「どうしても」と希望した場合は、「指名してもいいけど、5巡目くらいね」という扱いを受ける場合もあるわけだ。
 「たまに付き合ってあげるから、他の女のところに行かないでね」なんて、囲い込まれることもあるかもしれない。
 自分がいつか「一番」になれるかどうかわからないし(この場合、上位の男は強力であることが予想される)、他女子から横槍が入るかもしれない。 そういう場合に「飼い殺しにされても希望女子にこだわるか、自分の手が届く(1位で指名してくれる)相手で妥協するか?」ということになる。
 こういう判断というのは、非常に難しいものだと思われる。

 さらに現実には「自分には勿体無いほど良い相手なんだけど、偶然のタイミングで枠が開いていた(補強ポイント(「優しい」とか「金」とか)に合致していた)」とか、「希望相手で、相思相愛なんだけど、既に他の男の自由枠指名が確定」なんて場合も数多くあるわけで、結局、悩みは尽きないのだ。
 何年かしたらFA権獲得、ってわけにもいかないしねえ。
 まあ、プロ野球のチームでもそうなんだろうけど、たぶん「意中の相手とはちょっと違うかな」と思ってもどんどん愛着が湧いてきたり、逆に意中の相手であってもメジャーに挑戦したくなったりするものなんだろうなあ…

 でも、一度は鳥谷選手になってみたいよね。
  


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