「恋愛モノ」って、苦手なんだよなあ… - 2003年11月06日(木) 「世界の中心で、愛をさけぶ」って、もう100万部も売れてるんですね。びっくり。 これだけ書店に行っている僕の視界には、全然入ってこない本でした。 今日、Yahooでこの本のタイトルを見たときの感想は、「18禁ゲームにこんなタイトルのやつがあったような気がする…」でしたから。 (ちなみに、そのゲームのタイトルは、「この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO」でした。かなり頑張って調べたよ本当に。僕は残念ながら、このゲーム一度もやったことはないのですが) 率直なところ、もともと、恋愛物は苦手なのです。 恋愛映画なんて観ても面白いと思えないし、「ゴースト」とか、「シティ・オブ・エンジェル」とか、ああいう作品のあまりの御都合主義ぶりには、いつも困惑します。 SF映画には、多少荒唐無稽さがあってもOKですが、恋愛なんて身近なことだから、かえって感情移入できない。 僕はブラッド・ピットでもないし、僕の恋愛対象もメグ・ライアンじゃない。 現実的には、あんなにいいタイミングで偶然出会ったりもしませんし、2人がうまくいきそうなときに限って、恋のライバルが出現したりしません。 外国人の女優さんにあんまり惹かれない、というのも原因のひとつかもしれない。 (でも、最近は、レニー・ゼルヴィガーがちょっと好き) とはいえ、日本の「恋愛映画」は、あまりに文芸過ぎますし。 僕にとっては、「恋愛小説」や「恋愛映画」よりも、歴史モノとかドキュメンタリーとかに、どうしても興味がいってしまうのです。 だって、恋愛映画って、「面白かった」「つまらなかった」「共感できた」 「できなかった」という以外に何の結論もないことが多い。 ああいう映画とか小説とかに、感情移入できる人が本当に羨ましいかぎりです。 それにしても、「世界がもし100人の村だったら」とか「チーズはどこに消えた」とか今回の「世界の…」なんてのが売れまくるのをみると、「いいものは売れる(はず)。でも、本当にいいものは爆発的には売れない」ような気もしなくはありません。 ...
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