マニアックな憂鬱〜雌伏篇...ふじぽん

 

 

第70回東京優駿観戦記〜府中の杜に、サクラ散る… - 2003年06月01日(日)

 久々にG1レースをリアルタイムで競馬場で観た。
 とはいえ、当然東京競馬場じゃなくて、某競馬場で観ていたのだが。

 さすがにダービーということで人出も多く、ファンファーレで手拍子が起こったり。
 ゲートインはスムースで、揃ったスタート。
 心配していた、サクラプレジデントはいいスタート。下手したらハナ切るんじゃないかと思うくらいだった。エースインザレースがハナで、ゼンノロブロイも先行、すぐ後ろにプレジデント。ネオユニヴァースは、中団やや後ろ。
 レースは最初の1000mが1分1秒という、この馬場としては普通のペース。
 いや、見ているときは、スローで先行馬有利だ、いいぞプレジデント、とか思ってたんだけどさ。
 全馬ほぼ一団となって、最後の直線に。
 プレジデントは、思いきって外に!外に!外、に…?
 えっ、伸びないんですけど全然…
 
 外からネオユニヴァースが突き抜けて、それに食い下がるのがゼンノロブロイ!
 そして、さらに後ろからザッツザプレンティ。
 まだ、ネオとザッツの馬連は持ってるぞ!差せ、頼むアンカツ!!
 ダメだ、差が縮まらない…
ぅわあーーーーーっ、ゴールだ………

負けました、完璧に。市ね!ロブロイ&サクラプレジデント

いや、内枠不利だと思いつつも、デムーロへの復讐に燃える勝春に賭けてみたんですけどね。
距離も道悪も、そんなに苦にしないと思ったし。
皐月賞の内容、パドックでのデキからして、今回は逆転まであると予想していた。

しかし、直線どこに行ったんだプレジデント。
いったん消えて、どこから出てきたんだゼンノロブロイ。
僕は、青葉賞のロブロイは強かったけれど、あんなにヨレる馬は、多頭数のダービーではまともに追えないんじゃないかと思っていたのだけれど、最後は外から差してきた馬たちで完全にバラけてしまったしね。
内枠不利という印象もあったし。

武豊は、お約束のレースが終わってからの後方一気。買ってないからいいけど。

それにしても、日本人騎手諸君!
「日本競馬の至宝、ダービージョッキーの勲章を外国人ジョッキーには渡さない!」
と息巻いていたんじゃなかったの?
そんなの信じた僕がバカだったんだけどさ。

NHKマイルから、軸馬が完全に裏目裏目に行っている感じ。
馬の出来は良さそうだったし、道中最初はかかってたけど、途中はすごくいい感じだったのになあ、何故だ!?

というわけで、今年は僕にとっては最悪のダービーでした。
本命サイドの決着で、払い戻しのところにみんな行ってしまったおかげで、けっこうスンナリと駐車場から出られましたけどね。それもまた腹が立つわけで。
心の中で、払い戻しに群がる人々と田中勝春に手榴弾を投げつけてやった2003年東京優駿。
既に大統領の出番は終わって、「マトリックス」のネオの時代だったってことなのかな。

もう、競馬なんて止める!絶対止める!!

安田記念まで、ね。



...




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