台風の夜の女性心理。 - 2003年05月30日(金) えーっと、テキコン終わったら、うちのサイトはどうなっちゃうんでしょうね。 いきなり万博跡地みたいになっちゃうのかな、と不安になったりならなかったり。 ところで、今、台風が接近してきているわけなのですが、僕の記憶の中で、もっとも印象的な台風の夜は、大学1年生で、1人暮らしをはじめたばかりの頃でした。 僕は、停電の家の中で、どうしようもないなと布団に入って寝ようとしていたのですが、そのとき電話が鳴ったのです。 こんな台風の中、誰? そう思いながら受話器を取ると(当時は今みたいに携帯電話は普及しておらず、固定電話を取ることには、不安や面倒くささよりも、期待が上回っていた時代ですから)、同級生の女の子の声。 「どうしたの?」 「う〜ん、台風で真っ暗になって、なんだか怖くって…今、話しても大丈夫?」 そうやって、とりとめの無い話をしているうちに、夜は更けていったのでした。 僕はそのとき、「女の子というのは、台風や暗闇が本当に怖いのだな」ということを知りました。 弱虫だなあ、などと呟きつつ、内心、うちに電話をかけてくれたことを喜んでいたりして。 結局、その女の子とは、それ以後も何もありませんでしたが(というか、ずっと仲の良いトモダチだった)、今でもたまに、あのときのことを思い出します。 雷が鳴ったときに、枕に抱きついたようなものなのかもしれないけれど。 ...
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