マニアックな憂鬱〜雌伏篇...ふじぽん

 

 

秋元康が輝かせた歌手と秋元康に踏まれた企業。 - 2002年09月03日(火)

周囲からミーハーだと後ろ指をさされつつも、最近、中島美嘉のアルバムがヘビーローテーション中。彼女のデビュー曲「STARS」を聴いていて思うのは、シンデレラ・ガールの最初の曲として、これほどふさわしい曲は、たぶんそんなにないだろう、ということだ。
 その他の歌手で、デビュー曲ですべてを提示するという意味では、My littele loverの「Man&Woman」くらいかな。
 楽曲自体の質ももちろんだが「雑多な中から選ばれた才能見出された」というシチュエーションに、これほど嵌った曲はそうそうないだろうな、と思う。
 もし全く同じ曲でも、3〜4枚目のシングルだったら、これほどのインパクトはなかったはず。
 秋元康という作詞家は、こういう「旬」をとらえるのが本当に巧いなあ。人間的にはあまり好きにはなれんが、その才能は認めざるをえない。

 しかし、彼のその才能、どうしてドリームキャストには発揮されなかったのだろう?


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