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■ 友の足音
こんなに辛い誕生日になるとは思わなかった。 自分の誕生日なんか今までどうでもいいと思ってた。 親から愛された実感なかったし、自分でも生まれてきたことに懐疑的だった。 誰かに「おめでとう」と言われても(別に・・)という気持ちだった。 でも毎年「おめでとう」と言ってくれてた人が・・今年はいない。
いつも「誕生日おめでとう」と忘れずにメッセージくれた。 滅多に会わないけど、SNSの通知は存在を知らせてくれた。 でも、もう通知は鳴らない。 今年、初めて「おめでとう」がなかった。 どうして今までもっと素直に喜べなかったんだろう。 こんなにありがたいことだと思わなかった。
自分で自分の存在を、ありがたさを実感できなくて、それをずっと、あの人は「おめでとう」と知らせてくれてたのに、教えてくれてたのに・・涙が止まらない。 毎年、桜が咲く頃、思い出すんだろうな。 友の足跡、友の足音・・
2019年04月20日(土)
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