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■ 『異人たちとの夏』
舞台『異人たちとの夏』観に行って来ました。
http://www.tohostage.com/ijin/index.html
映画でも数年前にやっていたのは知っていたけど、全然内容を知らずに観に行ったので良かったです。
今回のキャスティングは…
椎名桔平◇原田英雄
テレビドラマの脚本家として成功したが、妻子と別れ孤独な生活を送っている。何事にも無気力。
内田有紀◇藤野桂＜ケイ＞
ある夜、原田の前に姿を現した不思議な女。
甲本雅裕◇父
原田の父そっくりの男。両親共に子供の頃に亡くなったはずだが…。
池脇千鶴◇母
原田の母そっくりの女。男と共に原田を温かく受け入れる。
羽場裕一◇間宮
TVプロデューサー。原田の仕事仲間であり、その別れた妻に惚れている。
好きな俳優さんばかりで、観る前から楽しみだったんだけど、やっぱり椎名桔平いいなぁ〜♪
舞台『レインマン』観てからのファンです。
TVで観てても上手い俳優さんだとは思ってたけど、実際に舞台観ると、ほんと細かい心理描写とか上手いなぁ〜って思うんですよ。
セリフなしの感情表現が特に自然で上手い！
しかも、これはアドリブだろ？と思う演技が所々あって、客席との呼吸もバツグン！
『レインマン』もすごく良かったんだけど、相手役は橋爪功だったしダブルで良く、日本アレンジのストーリーも感動物でした。
今回の『異人たちとの夏』は、これまた客席まで下りて練り歩くシーンもあり、劇場全体が不思議な世界に包まれました！
あらすじはリンク先を見てもらえばわかるんですが、いろいろと考えさせられたなぁ〜
『レインマン』の時は、椎名桔平の役（映画ではトム・クルーズ）に共感しました。
親の愛を感じられないまま屈折した青年になり、障害を持つ兄との複雑な関係。
『異人たちとの夏』では、親の気持ちで観ましたね〜
いつ、子ども達との別れが来るかどうかわからない。
少しでも良い思い出をたくさんつくってあげたい。
愛情をかけてあげたい。
私には親との良い思い出なんかないから、自分の子どもにはたくさんの温かな、ずっと死ぬまで持っていられるような、生きていく上で糧となる愛情を残してあげたいと思う。
そんな気持ちで、帰りにはロフトでアルバムを買いました！
写真の整理とか全然出来ていなかったから、時間つくってしていこうと思います。
自分のことばっかりじゃなくて、ちょっと親らしいこともしないとね。
2009年07月30日(木)
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