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■ 大阪府内の私立高入学、今春最低…公立に人気集中
http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20090621-OYO1T00290.htm?from=top
以下転載 ******
大阪府内の私立高校94校で2009年度の総入学者数が4年ぶりに減少に転じ、2万7821人と過去最低を更新したことが、大阪私立中学校高等学校連合会(大阪中高連)のまとめでわかった。 前年度を1429人下回り、減少幅は過去10年で2番目。 定員割れは62校に上り、前年度より7校増えた。 少子化の進行に加え、私学助成削減に伴う授業料値上げや、景気悪化の<逆風>が重なったためとみられる。 橋下徹知事は進学指導に力を入れるなどの公立改革に取り組んでおり、公立人気がさらに高まれば、私学経営に影響しそうだ。
大阪中高連によると、前年度より入学者数が増えたのは38校で、減少したのは56校。 前年実績を100人以上、下回った学校も8校あった。
受験生のうち私立を第1志望とする生徒の割合を示す「専願率」も21%と過去最低水準となった。 公立との「併願」の割合が増えた結果、500人を超える受験生に合格を出したものの、多くが公立に進み、最終的な入学者が80人にとどまった学校もあった。
一方、公立の定員割れは定時制も含めた192校中4校で、前年の21校から大きく減らした。 不況によって、授業料の高い私立が敬遠されたとみられる。
生徒数の減少や定員割れは、私学の収入減に直結する。 大阪中高連は「すべての高校進学希望者を公立の定員枠で受け入れられない以上、私立の経営安定は受験生にとっても重要。 府とは、私学助成のあり方を再度協議したい」としている。
有名大提携校も苦戦 大阪府内の私立高校は大学と連携したり、独自の学費減免制度を導入したりと生徒確保策に取り組んでいるが、入学者を呼び込む〈決め手〉にはなっていない。
苦戦を強いられているのは、有名大学の名前を冠した学校も同じだ。 早稲田大学と提携して09年4月から校名を変更した早稲田摂陵高校(旧摂陵高校、大阪府茨木市)。 推薦入試で約40人が早大に進学できるとあって、人気を集めると予想されたが、提携初年度に当たる09年度の場合、外部の中学からの入学者は17人にとどまった。
併設中学からの内部進学者を合わせても82人と、1学年の定員346人を大きく割り込んだ。 高校側は「競争率が上がりそうと警戒され、逆に生徒が離れた。提携のメリットを生かし切れなかった」と悔やむ。
立命館大学と提携した初芝立命館高校(旧初芝高校、堺市)も入学者数を100人近く減らした。 定員400人に対し、入学者数は219人。 同校は「大学への進学だけでは、もはや志願者を引きつけられない」と、独自のカリキュラム作りなど巻き返し策を練る。
府北部のある私立高校では、男子校から共学校に変更し、学費減免制度を新設するなどの対策を進めてきたが、3年連続で定員割れとなった。 校長は「何をやっても、定員の8割を確保するのがやっと。 教員の給与もカットしているが、いつまで経営体力が持つのか……」と表情を曇らせた。
(2009年6月21日 読売新聞)
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私の母校は初芝だけども、現役の先生に聞いても大変だと言ってたね。 私が通う頃はベビーブームの生徒だったから、ほんと多かったけどね。 競争率も高く、私は私立専願でレベルを落として受験しました。 公立は行きたくなかったし…理由は私のことを誰も知らない場所で、一からやり直したいと思っていたから。
幸い、入学後進学コースのクラスに入れてもらえて、ラッキーという感じでした。 学費払うのはやはり苦しくて(親の反対押し切って私学に行ったから)、奨学金と私のバイトで足しにしました。 私学助成、やっぱりこんな時代だからこそ必要だよ。 子ども達の教育の機会が減らされるのは、本当に時代に逆行してると思う。
小学校でも、ステップアップ事業として今年9月から(補習授業?)始まるらしいけど、どんな感じなんだろう? 子どもをもつ親としては、気になるところ…
2009年06月21日(日)
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