Comes Tomorrow
ナウシカ



 自分の体力と健康に自信があったら…

相変わらず、新型インフルエンザで大騒ぎだね。
SARSの時より、酷い騒ぎじゃない?
私は医療機関に勤めてるけどマスクをするのは嫌いで、せいぜいシーツ交換する時ぐらいね、マスクするのは。

ついでに言うなら、ゴム手袋をつけるのも嫌い。
患者さんの清拭(身体拭き)にゴム手をつける人がいるけど、私は嫌なのでしない。
ウンコ触る時は、仕方ないのでするけど。

新型インフルエンザのことはまだ未知の世界だけど(私にとって)、これまで流行してきたインフルエンザなら、多少の経験はある。

子どもの時は喘息持ちで、しょっちゅう風邪を引き、インフルエンザの予防接種を免除されてきた。
注射は当然嫌いだから、いつもラッキーという感じだった。
ほんと数える程しか、予防接種はしてないと思う。

大人になってからも、医療機関に勤めだしてからも、インフルエンザの予防接種は一度も受けていない。
だけど、インフルエンザになった記憶といえば、子どもの時で2〜3度、大人になってからは1〜2度程度。
その頃はタミフルなんて薬もなく…っていうより、風邪やインフルエンザぐらいでは病院にも行かず、市販の風邪薬だけで治したもんだ。

インフルエンザなら3日寝込めば、4日目ぐらいからは起きてお粥ぐらいは啜れるようになる。
完全に体力を取り戻すには一週間はかかるけど、でもただの風邪薬ですっかり良くなる。
そんな感じで、いつも病院いらずで自力で治してきた私…喘息持ちの私がですよ!

その甲斐あってなのかどうなのか、ここ10年インフルエンザに罹ったことはない。
インフルエンザの患者の看護をしても、子どもの通う保育園、小学校で大流行しようと罹らない。

不思議なことに、若くて健康な人で、毎年インフルエンザのワクチンを打つけど、毎年インフルエンザにかかってしまうという人がいる。
ワクチン打ってて、A型B型同時に罹ってしまう人もいる。
体調や体質というのもあるかもしれないけど、私の周りで聞くのは、ワクチン打ってる人ほどインフルエンザに罹り、ワクチン打ってないという人がインフルエンザに罹らない。
これって、たまたまの偶然?

そんな訳で、うちの旦那も私も自力でインフルエンザを治してきて、子どももその免疫を受け継いでいるのか、クラスのほとんどがインフルエンザに罹った中、うちの子たちは罹らなかった。
先生も驚いてましたよ、子ども達も生まれて此の方ワクチンを打ったことはないのに。

インフルエンザにタミフルってものも必要だろうか?
確かに高齢者や抵抗力の弱い幼い子ども、持病のある人なんかは気をつけないといけないと思うけど、普通に若くて、普段健康なら、自力で治してみてもいいのでは?
昔はみんな、そうして治していたと思う。

最悪、亡くなってしまうのは、やはり弱っている人だと思う。
普段から不摂生をしない、何でも好き嫌いなく食べる、よく寝る、よく動く、手洗いは基本、これを守っていれば大丈夫な気がするんですけどね。
甘いかな?

今回の新型インフルエンザも、そんな感じで人間の本来持ってる自然治癒力でやっつけることができたら、万々歳なんだけどね。
過剰に反応して恐れたり、ワクチンや薬に万能感を求めて頼り切ってしまうのもどうかと思う。
そういうのは最後の手段、どうしようもない時に必要な人に、必要なタイミングで使うべきであって、そんな大騒ぎするもんでもないと思う。

自分の体力と健康に自信があったら…一度はインフルエンザに罹って、自力で闘ってみよう!
…なんてナースが言っちゃぁいけないか。
それこそ、自己責任でね♪


2009年05月18日(月)
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