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■ 実は経験者です
【コラム】 「クビ」「肩たたき」etc.もしもの時の対処術 http://news.goo.ne.jp/article/r25/business/r25-1112009021204.html
忘れもしない、あれは11月も半ばを過ぎた頃でした。 当時、私はまだ20歳。 看護の方ではなくて、医院の受付事務をしていた時。
土曜日の半日で終わる仕事の終わりがけに、別室に呼ばれました。 そして、今日で仕事を辞めてほしいと。 私はあまりに突然のことで、『今日…でですか?』と。
理由を聞くと、あなたはここの医院に合っていないとか、看護婦の方が向いているんじゃないかとか、いろいろ言われ… これといった落ち度も思い当たらず、これは人員削減だなとすぐに思いました。 結構、暇な医院だったしね。
ちょうど、私も看護の道に進むべきかどうするべきか悩んでいた時だったし、ある意味、背中を押されたような気がして、何も文句も言わず、そうですかとその要求を呑んだわけですが(給料はその辞める日分まで)、同僚の看護師さんや受付の人が私に代わり、ものすごく怒ってくれて、雇用主の院長に交渉してくれて、あと残り2週間分の給料は頂けて辞めることができました。
同僚の先輩方が、私のために一生懸命になってくれて、ほんと嬉しかったですね。 そういうことと、それがキッカケで看護師の夢をまた追う決心がついたことで、私はニコニコ笑いながら、その職場を後にしました。
先輩方は、『アンタのことやのに〜自分のことやねんから、もっと怒らないとぉ〜』なんてプリプリしながら一緒に帰った思い出は、今でも私の宝です。
2009年02月14日(土)
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