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■ 釜ヶ崎の炊き出しに参加して
私の頭の中では、まだいろんな思いが渦巻き、まだ上手くまとまりません。 思い出すのは、子どもの時に線路の高架下で見たボロ切れを身にまとったホームレスのおっちゃん。 児童公園がすぐ近くにあり、公園に行くにはそこを通って行かなくてはならず。 いつも気にしながら見てたなぁ〜 なぜ、あのおっちゃんはあそこにいるんだろう?どうやって暮らしてるんだろう?って。
あとは看護師の資格を取る前、看護助手として病院で働いていた時に入院してきたホームレスのおっちゃん。 私はお風呂入れ係で。 この話はまたいずれ…
そして、気になっているのは、うちの母がいじめて家から追い出した叔父のこと。 あの炊き出しに並んでいる人の中に、私の叔父がいるかもしれないという… 以前、釜ヶ崎?近辺に住んでいたからね。 ひょっとしたらという思いがある。 この話もまたいずれ…
初めての炊き出しに参加して、ホームレスといっても、みんな服はちゃんと着てるし、靴も履いてるし、ジャンパーも着てる人多かったと思うし、私が子どもの頃に見たホームレスのおっちゃんからすると、全然普通だよなと思ったし、第一、炊き出しの列に並ぶからってホームレスとは限らないし。
もちろんホームレスさんもいるのだろうけど、一般的にホームレスというと、家なく家族なく仕事なく…っていうか、仕事する気がない人という印象が強いんじゃないだろうか? 全然そうじゃないんだということが、あそこでちょっと見ただけの私でもわかりました。
でも、高齢?で足がおぼつかない人もいたので、こんな状態で日雇い労働なんかしていたらキツイだろうなと思いました。 もっと大変な人たちもいるんだろうな。 炊き出しの列に並べるのは、まだ比較的体力のある人たちなのでしょう。
動けなくなったら、それこそ炊き出しの場所にも来れない。 それは、あの方々にとっては死を意味するでしょう。 野生動物と同じ運命なんて、ちょっと悲し過ぎる。
また手や顔は真っ黒だけど、話すと全然普通のおじさんで、ただ道に寝てるだけの怠け者なんかじゃなくて、働き者の労働者という印象がありました。
やはり実際に自分の眼で見て、話してみたりしないとわからないもんだなぁ〜と思いました。 といっても、私も初めて参加させてもらったので、ご飯つぐだけで終わったというボランティアでした。 でも、また参加してみたいです。 私の居場所の一つが見つかったという感覚。 なんだか懐かしいのよね〜ああいう雰囲気。
2009年01月07日(水)
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