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■ ネットの世界にリアルが侵食
私がいろいろネット(当時は携帯で)に日記のようなものを書き始めたのは、2000年頃だったと思います。
上の子が生まれて、初めての子育てに悪戦苦闘してる頃。 私には帰る実家もなく(あるにはあるけど帰れない)、旦那の実家は遠いしあまり頼れず、旦那は仕事が忙しかったり、仕事が早く終わったら終わったで、徹夜マージャンに出かけてしまうことが多く、私と子ども2人きりになることが多く、心身ともに疲れ、ストレスはピークに達していました。
子育てしていく中で、喜びももちろんあるのだけど、自分自身の子ども時代のトラウマも出てきて苦しくなることも。 この頃の旦那は全然協力的じゃなかったし、家族でお出かけも私が無理やり言わないと行ってくれない状態。
毎日がイライラと寂しさ、悲しさでいっぱいだった。 そんな時に、携帯の日記サイトでこれまでの自分の人生を振り返って書き始めたのが最初。
誰に読んでもらうつもりでもなく、自己満足で書き始めた日記。 (こんなに暗くて重い日記、読んでも誰も面白くないだろうし、見向きもされないだろう) それでも何かを書かずにはいられないほど、切羽詰っていた私。
それで思いつくままに書き始め、その携帯サイトにはBBS機能がついていたんだけど、そこにたくさんのコメントがつくようになって… 私としては予想外でビックリでした! 開けて見るまでは、私への批判記事が書かれているのではと不安を感じていたんですが、その逆で共感意見や励ましのコメントがたくさんついていて、私への反論めいたコメントは皆無でした。
正直、驚きました! この時、世の中まんざら捨てたもんじゃないと思いました。 ほんと救われました。
いろんな立場の人と交流し、匿名で相手の顔が見えない関係とはいえ、本当に心の通い合ったやり取りができました。 今、思い返しても、本当に懐かしく温かな気持ちになります。
ただトラブルが全くなかったかといえば、そういうことはなく、それなりにネット初心者として様々な洗礼も受けましたが、大変勉強になりました。 その頃、知り合った人とはほとんど関係が切れてしまったけど、今でも時々どうしてるかな?と思いを馳せることもあります。
そして現在… どうかな?と考えると、私のネット世界は大きく変わりました。 ネットの人間関係はあくまでネットであってバーチャル、リアルを超えることはないと思っていたのだけど、今やリアルの人間関係が多くなってきました。 全てではないけど、お互い顔も名前も見える関係。 それがいい場合もあるけど、これがやっかいと言えばやっかい。
日記を書く時に、ネットの向こう側にいる人の顔が浮かんでしまいます。 おのずと書くことを躊躇ったり、書く内容に気を使ってしまうことがあります。 それは当然のこととはいえ、初めの頃のように自分が思うまま自然に書くことができにくくなっています。
それでも(そんなん気にしてられへんわ!)と書いてしまうこともあるけど、やっぱり心のどこかでセーブしてしまう自分がいる。 時々ふと、何もかもリセットしてしまいたくなる時があります。 でも、歴史がありますからね。 ネットで築いてきた人間関係もあるし、何より自分の居場所が完全になくなってしまうのは、私にとっては致命的。
やっぱり私は悩みながらも、いろいろ書き綴っていくのでしょう。 過去の自分の日記を読み返すと、その時々の自分の精神状態がよくわかります。 自分を見つめ直すには、もうこれ以上のものはできないですね。
さて、腹をくくりますか!
2008年05月17日(土)
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