ひとひらの想い

2003年04月22日(火) 和のたしなみ

身内に着物好きが多い影響もあってか、
私は何気に和服が好きです。

わりかし簡単に作れる浴衣は
もう、何枚自分で縫っただろうか。
人に頼まれて、男物の浴衣も作ったことがあります。
でもこれは、本人の採寸ミスで
丈がかなり短くなってしまい
バカボンみたいになってしまった。
他の部分はぴったりだったのに。

浴衣以外では、成人式の時に買った
振り袖があります。
今だ未婚なので、この歳になっても着られるけれど、
もっとくだけた感じのものが欲しくなってきました。

今秋、はとこの結婚式があるので、
一枚、用意しようかと。
そこで、どんなものが良いのか調べてみました。
一番の正装は未婚者の場合、振り袖です(関係によるけど)。

身内だけどちょっと離れた近親者なので、
訪問着、付け下げ、色無地あたりがいいみたい。
訪問着に金か銀の袋帯なら、まず間違いなし。

ネットショッピングで訪問着を探してみました。
数はかなりありましたが、
どれも落ち着きすぎてて、私には似合わない。
『あんたにゃまだ、早いわよ!』と
言われているよう・・・。

和服というのは、一定のルールみたいなのがあって、
着る側の真意を確かめるようなところがあると思う。
それは、相手に対しての自分の敬意。

あの子とは小さいころ、ほんとによく遊んだ。
結婚して幸せになって欲しいと、強く願っている。

だとすれば、一番いいのはやはり振り袖・・・。
でも、いくら未婚とはいえ、振り袖を着るには
勇気がいる年令。
かといって、訪問着はどうも似合いそうもない。

和服の難しさにぶちあたっていたら、
はとこからメールが来ました。
昨日送信出来なかったのは、どうやらアドレスが間違って
いたようで、今日になって
やっと連絡が取れたのです。

『結婚式、是非来て下さい』とのこと。

振り袖、着るかなあ・・・。



 過去  目次  未来


canon