蛍桜

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蛍桜について。
過去に作ったHPを整理してたらいろいろ出てきました。
もうどこにも置く場所がないから
ここに記して、さよならします。
2012年11月1日からしばらくの日記は過去の私の言葉で埋めます。
自己満足。

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蛍桜について。

蛍桜と言う名前は、so-netの会員の時に、PPP(ポストペットパーク)で
使っていたHNである。(正式⇒蛍桜@彩)
PPPがHN制(?)になる前は、いろんなHNで掲示板に書き込んだり
Murmurって言う普通のチャットとは違うチャットで遊んだりしていた。
その頃の名前はあげればきりがないケド、一番に思い出せるのは「めそ」。
いつも違う名前でMurmurに現れる私を、「わかりにくい!」と言った人が(名前覚えてねぇや)
何個か候補をあげてくれて、その中で私が選んだ名前。(一番マシやった)
ところが、その名前でMurmurしてると、「マサルさん?」と聞かれることが多かった。
私は知らないし、名前つけてくれた人にはあんまり会わないしで、シラネェYO!状態。
しょうがなく、『すごいよ!マサルさん』(だっけ?)を買うことにした。
みんなの情報上、「めそ」というのは可愛いらしい。



・・・かわいいのか、これ?

可愛いと言えば可愛いけれども!なにかが違う。背中にチャックがあるじゃん(笑)
でも、結構気に入ったので(ぇ)しばらく、めそで活動。
PPPがHN制(HNが固定される)になると、「めそ」と言う名前で登録し、活動。
そのうち、組とかまで決めなきゃいけなくなって「めそ@星」みたいな名前にした気がする(?)。
んで、ある時、「ちゃんと、自分で名前決めたいなぁ・・・」と自我を発揮(へぇ)。
その頃、確か、夏だったし、北の国からが三夜連続とかでテレビでかかってて
「ほたるぅ〜」に決定(安直)。
以後、「蛍@星」で活動。
PPPやってた頃は、確かパソコンはじめたばっかりだったし
年齢も12歳とか13歳とかそこらだったから、すごい迷惑かけてた。
PPPの中にある掲示板「プチジャガール」(シャガールだっけ?)によく出没した。
プチジャガール(略してプチ)は、10代(気持ちが)の溜まり場だった。
気持ちが10代の人も立ち入り可能だったけど、さすがにあんまりいなかった(笑)
そこで、私はよく出没して、結構な有名人になった、と自分で思う。
Murmurにいるときも、知らない人から話しかけられて「プチの蛍さんですよね♪」とよく言われた。
なんか、そういうのがうれしくって、もっと人気者になろうってがんばってた。

そのうち、蛍って名前の人がほかにも現れて(組が違うかったけど)
ほかの人と一緒なのが嫌いな私はHNを改正した。
候補は「蛍桜」と、「蛍夢」だった。
投票したら、蛍桜が多くて、こっちになった。
それからは、蛍桜@星で活動。途中で確か、蛍桜@彩になったと思う。

そんな時に、私が一生の中で(って言っても18年しか生きてないけど)きっと、一番、尊敬できる人と出会った。
年齢とか、顔とか(そりゃネットだし)、全然知らなかった。
年齢は知ってたけど、なんかもう忘れちゃった。
年齢よりもなによりも、私はその人がすごい大人だなって思った。
憧れてた。そして、この人と親しくなりたかった。
その人がプチで毎日立てるスレ。「詩の小箱」。
その日立てられたお題にそって、詩を書いていくっていうもの。
なんだか、それに参加するのが毎日楽しくって。毎日参加しているうちに、一回もかかしたくなくて。
修学旅行とか、なんだかで、留守にするときは、その詩の小箱の主催者に
変わりになって投稿してもらってた。
すごい、大変だったと思う。私のわがままにつき合わせちゃって悪かったと思う。
私が人気者になりたかっただけで。彼女に近づきたかっただけで。
彼女の中の、特別になりたかっただけで。
ごめんなさい、って本当は言わなきゃいけないのかもしれない。
でも、最後は何も言えなかったなぁ。
大好きだった。あの雰囲気も、あのやさしさも。
たとえあれが、どんなにうわべだったとしても、本当の彼女じゃなかったとしても、
私のことバカにしてたとしても(そんな人じゃないってわかってるけど)
一番、尊敬出来る。きっと、彼女に言ったら「そんな大した人間じゃない」とか言いそう(笑)
いつも言葉が整ってた。彼女が書く詩は、ほかの人とは違った。
なんていうのか忘れたけど。昔の言葉?だった。(「う」=「ふ」、とか、「しょう」=「せう」)
誰の詩がうまいかなんて、その頃の私には関係なくて
ただ、自分を一番に見てほしかった。私は誰をも一番に見ないけれど。
彼女がいなくなってから気づいたのかなぁ。私はバカだって。
彼女とのやり取りをもう一度見直したくても出来ない。でも分かる。
私は彼女の負担を大きくしてたんだろうなぁ。
彼女が消えてから、私は彼女の代わりになりたかった。
でも、なれなかった。なんでかなんて、分かりきってた。
人気者になりたい人と、人気者は違うくて。
彼女は人気者とかよりも、みんなの大切な人で。
彼女が消えたときに、みんなに文章を残してくれてて。

私へ宛ててくれた文章の中には、「この(文章を残した人の)中で、一番長い付き合い」
ってことを書いてくれててうれしかった。
彼女の、そういう形ではあるけれど、特別になれたのが嬉しかった。
もう、昔のことすぎてほかの内容は覚えてないけど。
もう一回読みたいけれど。読めないなぁ。
彼女を通じて、たくさんの友達が出来た。でも、所詮は彼女を通じてだったのかもしれない。
みんな、私よりも、彼女だった。
なんか、分かりきってた結果だけに、悲しかったなぁ。

彼女が消えてから、初めて彼女が現れたチャット。
彼女が消えてから、初めて教えられた彼女の日記。情報。
私たちの知らない彼女。でも、みんなそんな彼女を受け止めれた。
それは、彼女が彼女だったから。それ以外になくて。


彼女は言ってた。はじめは詩が好きだったけど、今は詩に好かれたい、って。
そんなところでも、彼女をすごいな、と思った。

本当に彼女と連絡がとれなくなった後、「木漏れ日」なるものが出来た。
なんだったかなぁ。彼女のHPの名前が「名もなき森」だとか「名もなき樹海」だとかで
そこから来た、「木漏れ日」だったんだと思う。けれど。
私には合わなかった。彼女を拝んで、過去ばっかりみてる気がして。
それに、彼女が薄れている気がして。
なんか違うんじゃないかなって思った。それは、違うよ。
彼女のふりした、違うものだと言いたかった。でも言えなかった。
なんか、義務的に思えて。なんか、縛られてて。いやだった。
あんまりよく覚えてないけど、私はいつのまにか、木漏れ日から退会していた。
多分、それも私がガキだったからかなぁ。
こういう疑問を抱きながら、誰にも言えなかった。
だって、みんな、彼女が大好きで、集まってて。こんなこと言ったら否定することになるから。
多分、私は自分で退会したわけではなくて、必要ない、とされたのだと思う。
よく覚えてないけど、そんなことを言われた気がする。

私がいなくなった木漏れ日は、私のことをどう言うのだろう。
私のことを覚えてくれている人はいるのだろうか。

どうなの?


私が、「木漏れ日」からいなくなって、ある人がメールをくれた。
彼女も、そんな木漏れ日をやめてもいいと言ってくれた。私のために。
でも、私は約束した。

「私たちが大好きだった彼女の情報を唯一知れるのは、あの木漏れ日だけ。
だから、彼女のことが分かったら、私に教えて。」
その約束を守って、今もきっと木漏れ日に居てくれてるんだろう。
ここで言うのもなんだけど、本当に居たいなら居てくれていいよ。
でも、居るのがいやになったら(私みたいに)、すぐにやめていいから。
今居てくれる人たちが居るなら、それでいいや。
彼女は尊敬している人として、心の中に居る。

蛍桜が出会った中で、一番大切な人。
一番素敵な人。
蛍桜を、救ってくれた人。
蛍桜を、導いてくれた人。

蛍桜を、創ってくれた人。



ふわだけじゃない。にゃんも、ギビも、聖も、未羽も、
プチで出会ったみんなも。私を支えてくれたみんなも。
私の存在を知ってくれた人たちみんなが



蛍桜を創ってくれた。大切な人。


今はもう、お互いを忘れていたとしても
きっとまたいつか出会える。ほら、誰かの口癖だったじゃない。





「いつかまた出会える」






2005/6/10 記述
2012年11月02日(金)

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