蛍桜

≪BACK TITLE LIST NEXT≫

ここにもいない
いなくなってしまった誰かさんへ

いつかはいなくなると分かっていたから
ちょっとさびしいな、っていうくらいで気持ちの整理がついた
だけど私の目には見えていないだけで
もしかしたら、まだいてくれてるのかもしれない、
っていう淡い期待はずっと持っている

私にとって、もちろん、大きな存在であったけれど
それが過去のことだっていうのはよく分かっている
いまさら、大切でした、だからまだ居てください、
って言える関係でもない

不器用で、まっすぐで、
馬鹿で、うそつきだけど、
掴めないその笑顔が魅力だった

私の笑顔を、かわいいと言ってくれてありがとう
私はこの笑顔が大嫌いだけど
たまにその言葉を思い出して、がんばってます

元気に暮らしてくれていることを祈ってます




いつまでも私がいると思っている誰かさんへ

私をよりどころにしてくれるのであれば
それはそれでよかった、はずだった
だけど結局は甘えているだけで
自分がかわいいだけだったんでしょう
自分を慰めるために私を使っていただけで
私のことなんて考えていなかったんでしょう
私のことを頼ってきてくれるのはうれしかったけど
ひとつ言えるのは、
私を裏切ったのはあんただってこと

何回も何回も同じ過ちを繰り返して
そのたびに後悔して変わらなきゃ、っていうけど
さすがにもう10回くらい聞いてると
この人は絶対変われないんだな、って分かってくるよ
それ以上の期待も持てないよ

ほっといたら死ぬんじゃないかって
不安になった日もあったけど

私がいつまでも足を引っ張られている場合じゃないんだ


私は、ちゃんと自分の道を見つけて
歩いていくんだし
いまだに自分の居場所なんてないけど
そんなもの、別に見つからなくてもやってけるし


10代のころとは違うんだから

いい加減、現実を見ろ

2011年09月17日(土)

≪BACK TITLE LIST NEXT≫

 

My追加メール

My追加

enpitu skin:[e;skn]

 

Copyright (C) 蛍桜, All rights reserved.