| 蛍桜 |
| ≪BACK | TITLE LIST | NEXT≫ |
| 迷路なんてどこにもないのに |
|
どうして嫌なことは連続して起こるのか どうして追い詰められるときは追い討ちまでかけられるのか うまくいかないなぁって 軽く笑うことしか今の私にはできない 失ったものの大きさは これまで私が逃げてきたものたちの大きさだとそう思おう これが私に与えられた報いなのだ、と 誰かの支えになることは出来ない 誰かの気持ちを軽くしてあげることも出来ない 誰かのために笑ってあげることも出来ない 誰かの重荷になることは出来ても 私は私のためにしか生きることが出来ない どこまで相手の気持ちを汲んだらいいのか分からない 約束したはずのことを守ってくれなくて そのことに悲しさを感じても その約束で縛り付けていたとしたら 辛いのは私じゃなくて、あの人だ 何をどうやったら上手くいくのかな、って いくら考えても終わりがなくて やっと気づいた 私はあの人が支えだったのかもしれない、と 出逢って3年が経って お互いを必要としたりお互いを重荷に感じたり そうやってしながらも距離を縮めて 誰よりも私のことを知っているのはあの人だった 多分、そう だけどどうしても通じ合えなかった 私が悲しくて泣きながら話しても 優しいのはその時だけで何も変わらなかった もう終わりにしたほうがいいのかな、って何度も考えて 何度も終わりを迎えて だけど未だに私はこの地に足をついている 誰かに全てを預けるのはどうしても出来なかった いつかその誰かが崩れてしまうものなら 私はそのまま壊れてしまうから だけど気づけば知らないうちに 多くのものを預けていた 全部、とは言えないかもしれないけど 全部に近い何かを多く その支えがもしなくなったらどうしたらいいのだろうって 考えるだけで悲しくなるから考えないで来た それ以前に、支えとして認識していなかったから ねぇ、もしなくなったらどうしたらいい? 今からなくなることを考えて 預けたもの全て、取り戻して また一人で歩いていけばいい? 私は全部を抱えたまま歩けたっけ? 多分あの人が居たことで私は随分と救われていて でもそれは無意識で 知らないうちにそうなっていたことに ずっと気づかなくて 少しずつ分かっていても 確信的にそうだとは言えなくて 一人になることは怖かったけど それがどうしてなのかは分からなかった 一人になることも確かに怖いけど 私は失うことのほうが怖かったんだ そう気づいたと同時に、また何かを失った気がした 初めて体育館の前で出逢ったとき 私はこの人といつかつながりを持てるだろうと なんとなく気づいていた 私の存在を知ってくれるようになるべく笑顔で居て いつのまにか傍に居て いつのまにか一緒に笑えるようになっていた どこかでこの人は居なくならないのだ、と 勝手に決め付けていた 居なくなろうとしたのは私のほうが先だった だけど居なくなることでより大きな打撃を受けるのも やはり私のほうだった どうしようもない 溺れて、死んでしまおうか このまま歩いていても何か変わるとは思えない だからといってここで終わらせても どうにかなるわけでもない 抜け道がほしい 迷子には、なりたくない |
| 2007年09月09日(日) |
| ≪BACK | TITLE LIST | NEXT≫ |
|
My追加 ‖ メール enpitu skin:[e;skn] |
|
Copyright (C) 蛍桜, All rights reserved. |