蛍桜

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和紙で作られた赤い箱を破って

ひとつの箱の中に
たくさんのものが詰め込まれていたとしても
その箱を開けた途端
全てが空気に溶けてなくなるかもしれない

そんなもののために強情に閉じられた箱を
開けろといったんだったら
必死に抉じ開けようとした時間を返してくれ、と



ちょっとした私信

躓く度、落ち込んで、あーあーとあれこれ考えてしまうのは
最近、いいことだなって思い始めた
人がすんなり通ってしまう通過点を
人の倍、それ以上、見つめ続けて
人の倍、それ以上、噛みしめることが出来るのが
幸せなことだ、と

人が悩まないようなところでも悩んで足が進まなくっても
幸せなことだ、と

なんかスルメを噛んでいる感覚なんだよね、私は

考えて考えて考えて悩んで悩んで悩んで
そしたらそこになんか味があって
最後の味まで知れるのは、私たちの特権だ、と思う
必ずしもちゃっちゃと前に進むことだけが完璧なわけじゃない
もちろん私も、私たちも、完璧ではないけれど
人の倍考えて、その場その場を噛みしめて
そうやってやっていったら、多分、人の倍、何かを得てるんだろうなって
ぐだぐだと考えることが意味のあることに思えて

他人が軽々と越えてしまう壁を
いつまでも私たちは見ている
乗り越えれるかな、って
なんで私はこんなちっぽけな壁さえ乗り越えられないのだろうって
自己嫌悪に陥ることもあるけど
今この時間を考えて考えて噛んで噛んで
最後のほんのちょっとしかない味まで辿り着いた時
乗り越えることが出来なくても違う道が見えるかもしれないし
いつのまにか身長が伸びて、楽に乗り越えられるかもよ?
なるようになーる

私の長所は
人が考えないようなところまで深く考えて
噛み砕いて自分に吸収していけるところだ、と思えることが出来た
そう思えることが出来たことも、ちょっとした成長
すごいタイムロスだけど

人がすんなりと通ってしまう通過点で私は何度も躓いた

最近ね、実年齢より落ち着いてるね、とかしっかりしてるね、とか
言われる度、ちょっとだけ心の中で言ってやるの

あんたらの倍、人生を味わっているからな、と

40歳の人には適わないけど
20歳の人には負けないって自惚れてる

ほんと、自惚れてるだけで実際は負けてるんだけど
私より人生経験豊富で、いろんなことを知っている人なんてたくさんいるから
一つのところで立ち止まって、無意味に時間を潰していたようなやつが
勝てるわけはない、から
だけど、他人がどれほど自分の心と葛藤しているかは知らないけど
その回数だけは、負けない自信があったりなんかして

勉強して知識を頭の中にたくさん詰め込むことだって大切だと思う
私はそういうの好き
だけど、勉強は嫌い

それでも、思わない?
頭、重いなぁって
なんかいろいろもやもや考えすぎて考えがまとまらなくて
頭の中がこんがらがってぎゅうぎゅう詰めになって整理がつかないなぁって
感じたことない?
これ以上はいりそうにないなぁ、って感じない?
そういうとき、私はちょっと特した気分になる
もちろん、本気で悩んではいるのだけど、ね

勉強なんてしてないけど
私は今ほかのことが入らないくらい頭がぎゅうぎゅうだよ
視野が狭くなる原因でもあるんだけど
余裕がないってことでもあるんだけど

だけど今まで考えて考えて噛みしめてきたことが
この頭の中に入ってる気がしてならないんだ
この重みを、私は嬉しく思うんだよ

それに今頭がぎゅうぎゅうだと思っていても
また次何かに躓けば、また何かが入ってきて、もっとぎゅうぎゅうになる
頭の中身がどんどん増えているっていうことが
私は嬉しい
人よりも、頭の中の密度多くなってそうだし(笑)

最近噛みしめることが楽しくなってきたから
私はまだまだ考えるし、まだまだ悩むよ
人から見たら、こんなちっぽけなことで?って言われるかもしれないけど
それでもいい
そのほうがいい
人が考えないところを考えるっていいよね

あなたなら、分かってくれるかなぁ?

今を噛みしめることに、意味がある気がするよ
そういう毎日が、楽しい


+++

ありがとう、だなんて言われる資格はない

受け止められなかった
傍に居てあげられなかった
分かってあげなかった
待っててあげなかった
どうしようもなかった
いい女なんかにはなれなかった

強くなれなかった
感情を殺せなかった
誰かのために生きるなんて出来なかった
結局は自分だった

それでも笑い続けられると思ってた






もし本当に変われるのであれば
変わった姿を楽しみにしとくよ

変わる気がないのであれば
もう、関わりたくない




いろいろ思い出したら泣けてきた
辛いことも
楽しいことも

両方で泣けてきた


2007年06月22日(金)

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