蛍桜

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誰かの優しさも皮肉に聞こえてしまうんだ
そんな時はどうしたらいい?

希望の数だけ失望は増える

あれからは一度も涙は流してないよ
でも 本気で笑う事も少ない

出会いの数だけ別れは増える

今以上をいつも欲しがるくせに
変わらない愛を求め歌う

++

残された遠い昔の 傷跡が疼き出してまた
震えてる心隠して
微笑みにすり替えた

いくつになっても相変わらずな私は
今でも臆病で
強がる事ばかり覚えて行く

伝えたい想いは溢れるのに
ねぇ上手く言葉にならない
あなたに出会えていなければこんな
もどかしい痛みさえも知らなかったね

少しずつ認め始めた
癒されぬ過去の存在と
拒めない未来にいくら
怯えても仕方ないと

あとどの位の勇気が持てたら私は
大事なものだけを
胸を張って大事と言えるだろう

確かな想いは感じるのに
ねぇいつも言葉に出来ない
誰もがこうして言葉にならない
想いを抱えながら今日も生きている

++

私が泣いている間に君は笑って
空を見上げている間に
君は確実に前へと進むんだね

独り置いていかれた私は
敷き詰められた雪の中
最後の言葉を告げに出かけるんだ

もう誰も居ないかもしれない
けれど
今私が歩いていける場所へと
確実に歩いて行くしかないんだ
過去に縛られているわけじゃない
けれど懐かしいあの場所へ
私が居場所と呼べたあの場所へと帰るから

私が怒っている間に君は泣いて
それでも無理な笑顔を見せる
それに気づかない私はまた泣いて
君の涙の気づこうとしなかったね

独り置いていかれたと思ってた
だから裏切られたと思ってたんだ
それでも君は笑うと言った
私の前で笑うと言ったね

嘘の笑顔なんていらないはずなのに
何故か嬉しかった
偽りで固められたこの世の中に
生きていることが辛かった
けれど
今ここにこうして私が居ることが
そしてそこに君が居ることが
偽りでなく真実だから
それを素直に信じれる勇気をもてるように
がんばるから
待っててね

私の涙を伝えようとしてた
君の涙は逃げようとしてた

二つは溶け合って
七色に輝く


2003.12.12
2003年12月05日(金)

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