| 蛍桜 |
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| 序章 <opening> |
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君は僕を君の中から追い出したいの? 僕は君の中から消えていけばいいの? 君は僕を試しているの? 前に僕がしたように… 僕も君にこんな想いをさせたんだろうけど 今の僕からしたら君が矛盾してるとしか思えない 僕に助けを求めておいて 僕が助けようとしたら君は逃げていく だから君が自分から帰ってくるのを待っていれば 君は僕の目の前に帰ってこないで 僕の後ろに帰ってきて 君が答えを出すのが辛そうだったから待っていれば 君は答えが出ても僕に伝えやしない 僕は君に遊ばれているのかい? 真剣に考えている僕が馬鹿馬鹿しいかい? 笑ってるがいいさ 僕を嘲り笑うがいい 君が行きたいというなら 僕は君をその場所に連れて行こうとするよ 君が死にたいと言うなら 僕は君に生きる希望をあげるよ それか一緒に死んであげるよ そして 君が消えろというなら消えるよ 二度と僕を必要としないと約束してくれるのなら... それなのに君は どうしてそんなに中途半端に僕を求めるの? まるで生き地獄だ ガラスのような君は弱く見えるけど そんなことなかったね 僕は君が見れていなかっただけなんだ だって君は透明だから 自分を隠してばかりだから 誰も君を傷付けやさないよ 君は脆くなかったね どれだけ殴っても割れてくれないよ 今の僕は 君というガラスを割たいのに 君が僕を嘲り笑って馬鹿にするから まるで悪魔のようだ そして僕は何故かその悪魔の笑顔から 目を離せずにいる くそぅ こんなに悔しいのは初めてだ そして僕はどうしてこんなに惨めなんだろう 悪魔なんて嫌いだ それでも その憎たらしい笑いが 馬鹿にした笑いが頭から離れない くそぅ! 【携帯より..】 +++ パソコンを立ち上げる気力もなかった 日記を書く気力さえもなかった それでも 布団の中にもぐりこんで携帯で日記を書いた どうしてだと思う? 少しの義務感 少しの優越感 少しの満足感 少しの不満感 どうしてだと思う? 僕の中には何があるんだろう 義務感ってなにさ 優越感ってなにさ 満足感ってなにさ ・・・不安感って・・・ いつになっても僕は成長できないんだね 「僕」と自分を呼んでいる時点から 僕は成長できていないのかもしれない だって「僕」って・・・ まるで詩を書き始めて 自分がいやになって すべてがいやになって 全部を投げ出していたころの自分の一人称だから 別に一人称で僕が左右されるわけじゃないし 「私」と言ったからって 成長しているわけじゃない 現に昨日までの日記は「私」を使っていたし 成長もしていないから 僕はどうしてこんなに中途半端なんだと思う? 今 ちゃんと考えてるよ その中途半端を埋める方法を HPだってこのままにしておこうとは思っていない リニュして帰っていこうと思ってる 今日もそのリニュの準備をしたし キリ番の写真だって さぼっているわけじゃない いろんな写真いまでも撮ってるよ でもそれをしている僕を 誰もしらないし そのことを知ったとしても 誰も僕を認めてくれないことは分かってる 一回あいてしまった場所は 二度と埋める事はできないのなんて分かってる だったらHPさぼるなよ って思うかもしれないし 自分勝手だ、だって言われるかもしれないけど あぁごめんよ これが僕なんだ 今はテスト期間中なんだ、と今ココで言っても それはただの言い訳にすぎないことぐらい 自分で分かってるから あぁ謝るしかないんだ ごめんよ そして僕は優しくなんかないから 僕は大切な人なんかじゃないから 僕を 喜ばせないでください 今どん底に落ちたい気分なんです こういいながらもすぐに立ち直る僕は それが長所だと言うだろう それでもそれが短所だということは 自覚しているんだ 太陽よ 僕を照らさないでください 携帯よ 僕を呼び出さないでください 皆様 僕を見捨ててください さようなら、とバイバイという言葉は もう使えないので使えません じゃあなんといえばいいのか分からないから僕は 優柔不断に消えていくことにします 誰かに許してほしいとも思いません 別にネット上から消えるとか 日記から消えるとかそういうこともありません 優柔不断に消えていきます だからお別れの言葉はいりませんよね 過去の僕はいつまでたっても消えないのだから 今もし僕の前に過去の僕が立っていれば 僕は過去の僕の前で 現在の僕を殺すだろうから 過去の僕よ 僕がいつか君を受け入れることができるまで いつか自分を許す事ができるまで 僕の前に出てこないでください そして僕が僕を許すまで 誰も僕を許さないでください 甘やかさないでください そういいながらも僕は自分を甘やかすから 自分が自分に甘いのは分かりきっているから 僕以外は誰も甘くする必要がないから みんな僕を憎んでくれれば幸いです |
| 2002年07月07日(日) |
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