| 蛍桜 |
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| 訴え |
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海は相変わらず波を立ててて 相変わらず冷たくて 辛かった だけど慣れればその波も心地よくて その冷たさもぬくもりに思えてきて すごく楽しかった 雲に隠れている太陽が 沈みかけているのがわかったけど その姿は海に映っていなかったけど 確かにそれがあることは分かってた だけどやっぱり見えないから ちょっと疑ってみたくなったりした あなたはそこにいるの? なんて失礼な質問なんだろう なんて残酷な質問なんだろう 自分の存在をそういう風に言われる事に 空は、太陽は いったいどう思ったのだろうね もしかしたら慣れてるかもしれない いつもそこにいるから いつもそこにあるから いることが普通だから あることが普通だから その存在さえ忘れかけられてるから |
| 2002年06月04日(火) |
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