蛍桜

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壊れて、崩れて

何が本当だとか、突き止めようとは思わないし、
もし突き止めようとがんばったとしても、
きっと誰もその返事をくれないだろう。
本当ってなんなのか、それさえも分からない私に、
何が本当だなんて教えたって、
どうにもならないし、無駄な知恵に過ぎない。

人が私を嫌っていくのが、目に見えるようにわかる。
日記の投票の数が減ったり。
誰かが私にメールを送らなくなったり。

日記の投票が減るのは、私に、私の日記に、
そういう魅力がないからで、
私の人望も、なにも、ないからで、
誰かが私にメールを送らなくなったのは、
私がその人をあきれさしたからで、
その人のこと、ちゃんと考えてあげれなくって、
落ち着いたらまたメールして、なんて
軽がるしく言ってしまったせいで。

私自身が反省しなくちゃいけないことはたくさんある。
その反省しなくちゃいけないところが、どこか、
ということも、少しくらいならわかってる。
だけど、直せないのはどうしてだろう。


それは・・・




誰も私に、止めをさしてくれないから。





この日記、最低、とも言う人がいないし、
苦情もない。その代わり、感想もないけれど。

もうこれで最後にしよう、というメールも来ないし、
あんたなんか嫌いだ、というメールも来ない。
その代わり、他の言葉さえもくれないけど。

誰も私に止めをさしてくれない。
もし、私は止めを刺してもらったとすれば、
どん底に落ちて、どん底に落ちて、そのどん底にまた落ちて、
一人から独りになるんだ。
そうして暗闇の中に溶けてく。
あぁ、なんて気持ちよさそうなんだろう。
今のこの中途半端な状況よりも何倍もいいのだろう。

だけど実際止めを刺されたら、私はどうなるのかな。








          あぁ、人間って、脆いなぁ。



野に咲く花のように
風に吹かれて
野に咲く花のように
人をさわやかにして
そんな風に
僕達も生きてゆけたらすばらしい
時には 暗い人生も
トンネルぬければ夏の海
そんな時こそ
野の花のけなげな心を知るのです

野に咲く花のように
雨にうたれて
野に咲く花のように
人をなごやかにして
そんな風に
僕達も生きてゆけたらすばらしい
時には つらい人生も
雨のちくもりでまた晴れる
そんな時こそ
野の花のけなげな心を知るのです
ルルルル…ルルルル…

2002年05月28日(火)

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