| 蛍桜 |
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| 壊れて、崩れて |
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何が本当だとか、突き止めようとは思わないし、 もし突き止めようとがんばったとしても、 きっと誰もその返事をくれないだろう。 本当ってなんなのか、それさえも分からない私に、 何が本当だなんて教えたって、 どうにもならないし、無駄な知恵に過ぎない。 人が私を嫌っていくのが、目に見えるようにわかる。 日記の投票の数が減ったり。 誰かが私にメールを送らなくなったり。 日記の投票が減るのは、私に、私の日記に、 そういう魅力がないからで、 私の人望も、なにも、ないからで、 誰かが私にメールを送らなくなったのは、 私がその人をあきれさしたからで、 その人のこと、ちゃんと考えてあげれなくって、 落ち着いたらまたメールして、なんて 軽がるしく言ってしまったせいで。 私自身が反省しなくちゃいけないことはたくさんある。 その反省しなくちゃいけないところが、どこか、 ということも、少しくらいならわかってる。 だけど、直せないのはどうしてだろう。 それは・・・ 誰も私に、止めをさしてくれないから。 この日記、最低、とも言う人がいないし、 苦情もない。その代わり、感想もないけれど。 もうこれで最後にしよう、というメールも来ないし、 あんたなんか嫌いだ、というメールも来ない。 その代わり、他の言葉さえもくれないけど。 誰も私に止めをさしてくれない。 もし、私は止めを刺してもらったとすれば、 どん底に落ちて、どん底に落ちて、そのどん底にまた落ちて、 一人から独りになるんだ。 そうして暗闇の中に溶けてく。 あぁ、なんて気持ちよさそうなんだろう。 今のこの中途半端な状況よりも何倍もいいのだろう。 だけど実際止めを刺されたら、私はどうなるのかな。 |
| 2002年05月28日(火) |
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