1993年05月19日(水) |
Jリーグ1st第2節 清水−広島 (日本平) |
開幕戦から三日後、清水エスパルスのリーグ戦初勝利となったこの試合はホームゲーム第一戦だった。当時の日本平競技場はまだ、改装前でキャパシティも小さく、メインスタンドこそ現在と同じだったが、ゴール裏とバックスタンドは最前の数列だけが座席で、後ろ側は芝生席だった。その芝生席も傾斜が緩く、大変、見づらかった。 芝生席の一番後ろのフェンスに登って、傍に植えられていた木につかまりながら観戦していた記憶がある。 実はこの試合のチケット、発売日に並んだのだが買えず、観戦をあきらめていたのだが、後になって知り合いから譲ってもらうことが出来たのだった。
日本平運動公園球技場、曇り、観客9,183人、主審 菊池光悦 メンバー: <清水> GK真田雅則 DFマルコ・アントニオ、内藤直樹、堀池 巧、斉藤浩史 MF大榎克己、トニーニョ、澤登正朗 FWエドゥー、長谷川健太、向島 建(→杉本雅央) SUB山田泰寛、太田貴光、青嶋文明、杉本雅央、大滝勝巳
<広島> GK前川和也 DF佐藤康之、松田 浩、柳本啓成、片野坂知宏 MFダニエル、森保 一、風間八宏(→小島光顕)、田中哲也(→チェルニー)、盧 廷潤 FW高木琢也 SUB田口禎則、小島光顕、吉田安孝、チェルニー、河野和正
開幕戦で3失点を喫した清水は、早速DFラインをいじってきた。平岡に代えてブラジル帰りの斉藤浩史を起用。
広島のメンバーを見るとフジテレビの解説でおなじみの風間氏が先発。ついこの間まで神戸の監督だった松田氏の名前も。盧 廷潤はまだ新人。 サブメンバーには、レッズを経て現さいたま市議の田口氏も。現役なのは森保、片野坂、柳本くらいかな。
試合の方は、清水が前半16分にトニーニョのゴールで先制すると、虎の子の一点を守りきってリーグ戦初勝利を上げた。個人的には快勝という記憶はない。実際、公式記録によるとシュート数は12対14だった。
清水 1-0 広島
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