夏バテしたかもしれぬ、ぬぬぬ…。 ほとんど外に出ない生活とはいえ、朝などしっかり暑いからなぁ。 犬が髪型を変えた。世にいうトリミング、というやつ。 ………………角刈り?(!?) あっ、私もそろそろ美容院に行かなきゃ。 来月あたりに(全然“そろそろ”じゃない)。 夜、寅さんの第一作を観る。 いや〜〜〜、みなさん若い!というか、初々しい。 その時点でかなりあの作品の定番的要素が 出揃っているわけだが、そのひとつひとつに初々しさがある。 寅さんが帰ってくるシーンも、 「20年ぶりに帰ってきたんだよ!」とか「…お兄ちゃん?」とか、 すごく久しぶりであることから、喜ばしさと驚きが違う。 寅さんが出て行くシーンも、 本当に二度と帰ってこないんじゃないかっていう 寂寥があふれていて切ない。 「いやいや、この後数十回に渡って帰ってくることになるんだよ」と こっちは神の目線であるが。 毎回家族だとか失恋だとか、根深くて全力のコミュニケーションが 繰り返される映画だが、まだそのひとつひとつがきらきらと青いのだ。 下町の平和な家庭に寅さんが来ることによる「異物」感もある。 今でこそ「寅さんといえば下町の人」っていうイメージがあるが、 第一作ではそんな安心感はない。 帰郷したてであり、本人も周りも心なしか緊張しているように見える。 シリーズが数十回続いて円熟味を帯びる前の、 鮮やかで荒々しい勢いが私にとってすごく新鮮だった。 おいちゃん役の俳優さんも、2代目の方しか知らなかったし…。 俳優・渥美清さんが亡くなったのは9年前の夏。 私は部活の合宿先で訃報を聞いた。 原爆投下や終戦、自分の持病の発症などと並び、 ずしんと重い夏の出来事として脳裏に焼きついている。 |