蜜白玉のひとりごと
もくじ|かこ|みらい
昨日は何もする気が起きず、そのわりには始終いらいらして、口を開けば小姑のようにうるさくなっていたので、後半はなるべく口を開かず、とにかくやらなければならないことだけこなした。本もあまり読まなかった。かろうじて図書館から借りていた『文学2009』の中の、伊藤比呂美「海千山千〜読み解き懺悔文〜」と川上未映子「あなたたちの恋愛は瀕死」を読んだ。富士日記は読まなかった。
本を読まない、本が読めない、というのはよくない。昨夜、そのことを電話で相方に話したら、本読みさんがどうしたの?と心配がられた。そうだ、やっぱり変だ。よくない。
そして、今日。火曜日は誰も来ない日なので、落ち着いている時間をみはからって床にワックスをかける。外に出ないのでせめて掃除でもして運動したことにする。
台風12号は予報円の東寄りに進んで、午前中に降ると言っていた雨も降らず、風もほとんど変化なし。
父の様子を横目でちらちら気にしながら、本を読む。読むぞ。
今日の富士日記 昭和四十二年五月二十八日〜 百合子さんの背中はときどきすごく痛くなる。私は親指と人差し指の関節が痛く、ペットボトルのふたが開けられない。特に人差し指が利かないというのは不便なことだ。
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