蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2009年07月21日(火) 寝ても寝てもねむくて

頭がキシキシ痛む。体にまとわりついた疲れがぜんぜんとれない。寝ても寝てもねむい。疲れがとれる気配がみじんもない。こんな状態がいったいいつまで続くのだろう。そういう思いが頭をかすめたその一瞬あとに、数ヶ月から長くても半年だ、と、かろうじて冷静な私の一部分が返事をする。

「いつ終わるかわからない」ことと「かならず終わりは来る」ことがイコールなのだ。さっぱり理解できない。実感としてはどこまでも果てしなく続きそうな気がする。この持久戦にリタイアはなくて、どんなに疲れても止まらない時間に乗っかってずるずると引きずられていくだけだ。

やっぱり疲れてるな。文章がうしろ向きだ。

たまには小説の話を。何日かかけて群像8月号掲載の川上未映子「ヘヴン」を読んだ。一挙掲載400枚の新作長編で、大阪弁はきれいに封印されている。7ヶ月近くの執筆風景を追った「情熱大陸」は録画してまだ見ていない。川上未映子の小説は大阪弁のも、大阪弁じゃないのも、どちらも好きだ。大変だろうけれどこれからもたくさん書いてほしい。


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