蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2009年04月06日(月) 早足30分

4月1日に仕事場の引っ越しをして朝の過ごし方ががらりと変わる。朝ごはんを食べたらお弁当を作って(!)、ざっと家の中を簡単に片づけて、畑の横〜甲州街道〜住宅街を早足で歩くこと30分。これで健康にならないわけがない。さっそく太ももの後ろ側が筋肉痛になる。

困ったのは電車に乗らないせいで、本を読むためのまとまった時間がなくなったことだ。今月に入ってまだ1冊もまともに読んでいないことに気づく。かろうじて相方に頼まれた仕事の本は斜め読みしたものの、これは私の読書ではない。だいたい難しくてよくわからなかった。

4月は佐野洋子とムーミンでいこうと思う。ムーミンは講談社文庫のシリーズをそろえることにしたのだ。ムーミンに限らずトーベ・ヤンソンの作品は読むたびに味わいが変わり、その時々で大切なものは何かを鮮明に浮かび上がらせる。

23日はサンジョルディの日(本を贈り合う日)で、来月になればすぐに誕生日が来る。何が欲しいかと問われて、これがほしい!とすぐに答えられないのはいつものことだ。欲しいものはと聞かれるとしんと考え込んでしまう。はて、私はなにか欲しかったんだっけ?とつきつめていけば、私は欲しいものなどこれといってないのだ。生活必需品で買いたいものはいくつかあるけれど、それ以外の、あってもなくてもどっちでもいいものに対する興味が年々薄れていくのには、自分でも不思議な気持ちだ。この先もっと薄れていくのか、それともいつかまた物欲は復活するのか。


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