蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2009年01月22日(木) もれなく付いてくる

昨日は仕事のあと、髪を切りに美容院へ行った。意を決して前髪を作る。と言ってもおでこを隠すのは嫌いなので、思いっきり短い前髪にする。例えば安田成美のような、もしくはアメリのような。

うしろは相変わらずボブくらい。首元がすっきりする。これでまた風邪をひかないように注意しなければ。冬は毎日のようにタートルネックを着て、マフラーも毛糸帽も手放さないので、これ以上いったい何をして防衛すればいいのか。

髪を短くするのは楽しい。眉毛から遠く離れた今回の前髪のねらいは、意味もなく楽しくてうきうきする感じを常に自分の中に持ちたかったから。どこか茶化すようなこの子どもっぽい前髪は、「世の中そんなに憂うことばかりでもないって」と誰にともなく言っているつもりで、「楽しいことはそこいら辺にいつもころころ転がってるよ」とも言っている。

家に帰って鏡を見たら、その顔は安田成美でもアメリでもなく、クレラップの子だった。自分で気に入ってやったとはいえ、相方の酷評は覚悟していたが、私の顔を見てやっぱり「ラップの子」と思ったようで、ちょっと切り過ぎたんじゃない?でもかわいい、と言ってくれた。おお、涙ぐましい。

前髪のある顔は2日目で、まだ自分でも見慣れない。鏡を見ると一瞬の違和感のあとに、吹き出しそうになる。ぷ、子どもみたい。おかしくて笑えて気が抜ける。自分の顔を鏡で見るたびにもれなく笑いが付いてくるなんて、なんて楽しいんだろう。


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