蜜白玉のひとりごと
もくじかこみらい


2007年12月06日(木) 当たりますように

日の光がまぶしい、キラキラの晴れ。朝、いつも一息つく公園で実家に電話する。赤、オレンジ、黄、好きなだけ絵の具を垂らしたような落ち葉の色々を見ながら、母と話す。春の桜はじっと見ていられないけれど、秋の紅葉はいつまでも見ていられる。電話は5分か、長くても10分。体が冷え切らないうちに歩き出す。

警備のおじさんからケーキの差し入れをいただく。チョコと生クリームのケーキ、アップルパイの上にクレームブリュレを重ねたケーキ、ラズベリーがのったチーズケーキ、全部で3つも!今日のところはまずチョコとクレームブリュレの2個をお腹におさめて、チーズケーキは明日にとっておく。いつももらってばかりで悪いなと思うけれど、おじさんはそんなことは意に介する風でもなく、お礼を言うと、おいしかった?今度もよろしくね、とおっしゃる。よろしくね、というのは競馬で、おじさんが当たりますようにと念じてね、ということなのだ。以前、たまたま何かのお菓子をくれたちょうどその週、大きく当たって以来、そのジンクスを信じて、当てたいときはお菓子をごちそうしてくれる。何やら責任重大な気もしなくもない。効くんだか効かないんだかよくわからないが、食べてしまった手前、今回もぎゅっと念じてみる。


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