蜜白玉のひとりごと
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8時起床。布団を干し、洗濯物もたくさん干したのに、途中から薄曇りで、なんだかパッとしない。でもせっかく干したからそのままにしておく。
朝は玄米に、卵焼き(小ねぎと白ゴマ入り)とお味噌汁(豆腐・ワカメ・ねぎ)、海苔、梅干。いつもはブランフレークだけれど、切らしていた。それで急遽、ご飯に。窓を開けて、少しひんやり肌寒い空気の中、湯気の立つご飯やお味噌汁が思いのほかおいしい。ご飯食はついまったりとしてしまうので、分刻みで急いでいる平日の朝にはあまり向かないね、と以前相方と話したのを思い出す。
午後、妹とカモシカくんがうちに来た。出かけついでにお土産を届けに、わざわざ寄ってくれたのに、私はちょっと愛想が悪かったかもしれない。何時に行けるかわからないから適当にしていて、というので適当にしていたら、夕方に吉祥寺で待ち合わせようとか、やっぱり家に行くからそこで待っててとか、プツプツとつながりの悪い携帯電話で、連絡をよこすたびに話が二転三転したからつい、いらいらしてしまった。でも考えてみれば、妹のそういう行き当たりばったりなところや、連絡の悪いところはいつものことなので、そんなにいらいらすることもなかったかも、と少し反省。私たちも夕方から出かける用事があったから、うまく落ち合えないかもしれないと思い、そわそわしたのだ。
カモシカくんに会うのは1年ぶりくらいだ。たしか、昨年の夏に会ったきりだと思う。カモシカくんは走るのが好きだ。野に放すと本当にどこまでもひゅんひゅん走っていきそうな、そんな感じがする。礼儀正しく、言葉少なに、でもはきはきしゃべる。こういう男の子は私の周りにはあまりいなかったので、めずらしくていろいろと質問してしまう。相方と私、妹とカモシカくんの4人でお茶を飲んで、まるを鳥かごから出して遊ぶ。それから吉祥寺にお寿司を食べに出かけた。いつものおいしい回る寿司屋さんで、それぞれ好きなだけ食べた。私は大好きな穴子にしじみ汁、他にさんま、いわし、あじ、あぶりサーモン、づけまぐろ、トビッコ・・・
朝4時半起きだった妹たちはもう帰る、というので駅で別れて、相方とふたり夜の吉祥寺をぶらぶらする。自転車屋、雑貨屋、家具屋などを見てまわる。歩きながら、さっき見送った妹とカモシカくんの後姿を思い出し、なんだか双子か歳の近い兄妹のように見えた、と相方に言ったら、相方も似たようなことを思ったらしい。歩き疲れたので帰る。あれだけお寿司を食べたのに、歩いている間にすっかり腹ごなしができてしまい、帰ってからお土産にもらった生八橋を食べた。
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