蜜白玉のひとりごと
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ちょっとくたびれたので一息入れようと思い、おともだちの文章を読んでまわる。みたらし団子の串にたれがつかないように機械を微調整しているであろうヤマザキの工場のおじさんの話(ⓒ深海魚宅配便)とか、かわいい人は人類の財産だから悲しませてはいけない話(ⓒジュジュ)とか、読んでほこほこと幸せな気分になる。やっぱり書き続けるのっていいなあ、とひとりで納得する。
調子の悪いときにはやること為すことのすべてが、そっけなく自分の外側を滑っていく。料理にしろ読書にしろ、ただうわっつらをなぞっているだけのようで、まるで手応えがない。今日のごはんあまりおいしくないでしょ、ごめんね、と言ったら相方はそう?そうでもないよ、とあまり気がつかない様子。
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これから読みたい本 『執筆前夜』 『ミドリノオバサン』 『黒雲の下で卵をあたためる』
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