蜜白玉のひとりごと
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私もやっぱりあの母の娘だったかと、強く思い当たる。自分の気分の浮き沈みや生真面目さのせいで、同居人に思った以上の心配と迷惑をかけていることに気がつく。なんとしてでも避けたかったはずの道を、知らず知らず私もまた、歩いていたということか。それなりにうまくやっていたはずなのに、どこかしら敗北感を感じる。
そんな折、全然別な話題の中で、ある人からこんな言葉が出た。なんでも完璧にやろうとしないで、60点くらいでいいんだよ。そう思えば気楽だし続けられるでしょ?
なんでも完璧にやろうとしないで、というのはよく聞くけれど、60点は初耳。100点満点で60点でいいと考えれば、確かにずいぶん気楽だ。たいていのことは6割くらいならできているはずだ。80点はきついけど、60点ならクリアできる。ただこの話、そもそも「60点でいい」という根拠が不明だし、ほんとうに万事60点でいいのかどうか考えるとあやしいけれど、何にせよ、続けることが大事なのだから、そう思って日々おおらかな気持ちで続けられるのならそれはそれでいい。
いつもの漢方薬をもらおうと病院へ行ったら先生が風邪をひいていた。鼻を赤くして目は涙目でだるそうだ。むしろこっちの方が元気みたいで、なんだか申し訳なかった。横隔膜の緊張が取れていると言われほっとする。それはきっとヨガの呼吸のおかげだ。来月の予約をして帰る。
ロッテ、またしても2けた得点で阪神に勝つ。相方はロッテファンで、特にひいきのチームがない私もつられて熱中する。
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