蜜白玉のひとりごと
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| 2005年10月19日(水) |
明日もおいしいごはんを作ろう |
仕事から帰ってくるともうすっかり日は暮れて真っ暗で、急いで雨戸を閉め、まるを鳥かごから出してその辺で遊ばせる。とがったくちばしでちょっかいをかけてくるまるに片手で応戦しながら、洗濯機を回す。ここでひとまず休憩。テレビのニュースを見ながら、お茶を飲んだりお菓子をつまんだりする。しばらくして、ひと通り遊んだまるに水浴びをさせて、羽が乾いたら、逃げ回るところをつかまえて鳥かごにしまい、夕飯の支度にとりかかる。
これがいつもの夜のはじまり。ここからが主婦の時間。
ごはんを作るのが億劫に感じるときもあるけれど、たいていの場合、作り出すと次第に楽しくなってくる。まずはお米をといで炊飯器にセットしたら、野菜を切りつつ、だしをとり、肉に下味をつけ、手が空いたら洗い物。てきぱきと、むだがないように動くには、けっこう頭を使う。いつも同時進行で2、3品作る。いかに簡単に短い時間で作るかが目標だったときは、30分くらいで支度を終えていたけれど、最近はおいしくていねいに作ろうと心がけているので、1時間くらいかかる。結婚したてはつらかった台所の立ちっぱなしも、今はあまりなんとも思わない。嫌いだった洗い物も、明けない夜がないのと同じで終わらない洗い物はない!と気づいてからは嫌でなくなった。慣れとはほんとうに不思議なものだ。
料理はいい気分転換になる。帰宅したときにはどんよりと疲れていたはずが、いつの間にか元気になっている。おいしくできたら素直にうれしい。反対に、せっかく時間をかけて作ったのになぜかあまりおいしくないと、心底がっかりする。それでも、問題ないよ、と言って食べてくれる相方には救われる。そして、ごちそうさま、のあとには毎日必ず、おいしかった、とか、これはヒットだ、とか、また作って、とかおまけがつく。そして、ときどき改まった顔をして、いつもごはんを作ってくれてありがとう、と言う。このおまけの一言に、明日もおいしいごはんを作ろう、とめきめきやる気がわいてくるのである。
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☆この頃おいしかったご飯☆
ナスのミートソースグラタン(一晩おいたミートソースが◎) お好み焼き(カリカリの豚バラ肉) ビーフシチュー(ふんわりとろとろの牛肉) しょうがとじゃこのおこわ(ピリリと大人の味)
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