蜜白玉のひとりごと
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| 2004年12月29日(水) |
初雪/『FUTON』 |
朝から雪が降る。わさわさと降り続けてあっという間に積もる。車や塀の上に5センチくらい。ひさしぶりに雪を見て、うきうきする。
ずっと気になっていた換気扇を掃除する。ねじをはずしてできるところまで分解する。洗剤を溶かしたお湯につけたりたわしでこすったり雑巾で拭いたりしていたら午前中いっぱいかかった。すっかりくたびれたけれど、ピカピカに光る換気扇を見ると、どうだまいったか、と思う。
とても寒くて外に出るのが億劫なので、お昼ごはんはパスタをゆでる。でも結局そのあと、晩ごはんのすき焼きのしらたきを買い忘れていることに気づいて、スーパーへ行く。水分の多い雪の上を長靴を履いてびちゃびちゃ歩く。こんな時期なのにスーパーはがらんとしていた。やっぱり雪だからだろうか。
午後は本を読んで過ごす。中島京子『FUTON』読了。田山花袋の『蒲団』をもとにしたお話。とてもおもしろかった。あげあし取りならいくらでもできるような内容だけれど、でもうまくまとめていて、最後まで読者を離さない。雪のおかげで読書に集中できたのもよかった。
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