蜜白玉のひとりごと
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連休明け。少し風邪ぎみなのを除けば、いたって普通の日。いつも通りの時間に家を出て職場へ向かう。電車の中ではドアの横に立ち、ときどき外を眺め、ときどき本を読む。
と、何となくめまい。本を閉じて、車内が暑いのかと思いマフラーをはずす。みるみるうちにドキドキが激しくなり、気分も悪い。のどに何か詰まっているようで息苦しい。さあっと血の気が引く。ひっくり返ったらまずいと思ってその場にしゃがむ。
しばらくして親切なお姉さんが、だいじょうぶ?そこ座りなよ、と席を譲ってくれたが、立ち上がったものの一歩も歩けない。結局、次の停車駅で電車を降りてホームのベンチに座り込む。手足は痺れ、はあはあと荒い息ばかりが目立つ。
すぐに治るかと思ったら、そのまま北風吹くホームのベンチに座ること40分。仕事に行くのは諦め、職場に「途中で具合悪くなったので休みます」の連絡をして、母に電話をし、相方にメールを送る。数分後、意を決して立ち上がり、反対側のホームへ行く。
それは過呼吸だよ。何人かに話すとそう言われた。あれが過呼吸(過換気症候群)。まさか自分がなるとは思っていなかった。20〜30代の女性に多いらしい。
電車に乗るのが少しこわくなった。逃げ場のない感じ。いやだなあ、電車に乗らなきゃ仕事に行けないのに。
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