Deckard's Movie Diary
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『20世紀少年』 日本テレビの開局50周年記念映画だそうです。原作は浦沢直樹がビッグコミック・スピリッツに連載していた漫画ですが、例によって物語は遅々として進まず、あちらこちらにエピソードは飛びますし、長いですし、毎度の事ながらいつのまにか何がどうなったのか分からなくなってしまう作品でした。ただ、T.REX、遠藤ケンジ、敷島博士、金田正太郎、お茶の水、諸星弾、ボブ・ディラン、27歳のロッカーの死、万博等、オイラには魅力的な忘れ難いフレーズばかりが出てくる漫画で、まぁ、それだけで満足だったんですけどね(苦笑)。で、今作を観て思ったのは、原作の漫画よりも断然分かりやすかったです(笑)!そこそこの役者を存分に使っているので、それぞれのキャラクターの子供時代と成長してから姿とのギャップがほとんどありません。ストーリーもサクサクと展開されていき「ああ、そうそう!こういう内容だったよ!」と思い出しながら観ていました。さすが、開局50周年!いやぁ、なかなか面白かったですよ!っつーか、今回(最近かな?)の堤幸彦監督は真面目(『IWGP』ぽくないってコト)に作っていて、とてもシンプルに上手くまとまっています。エンドタイトルの後に来年1月30日から公開される第2弾の予告編が付いているんですが、原作はあの辺りからどんどんテンションが落ちていったような・・・・・・・・・( ̄。 ̄ )ボソ 堤監督、ひょっとすると大作を無難に作れる監督になれるかもしれませんね。
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