Deckard's Movie Diary
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『12人の怒れる男』 う〜ん、どうななんでしょうか・・・並々ならぬ力の入り方に圧倒されますが、装飾過多の印象が残りましたし、オリジナルにあるストーリーと今回付加されたロシア事情が上手く溶け合っていない感じもしました。こういう展開が好きな方が居ても全く不思議ではありませんが、個人的には苦手です。陪審員が本線から外れて自分コトを語り過ぎるので、観ていてテンションが落ちる時が度々ありました。元々、密室モノですから舞台劇のような一面はあるにしても、ちょっとなぁ・・・ワザと過ぎるでしょ。ラストのどんでん返しは良かったんですけどねぇ・・・今の時代を的確に描いてみせたという点でも見事でしたし、“人を助けるコト”の難しさも改めて考えさせられました。まぁ、ミハルコフが一番美味しいところを持っていかなくてもなぁ・・・イーストウッドよりはマシだけど。\(^-^\) (/^-^)/ソレハコッチニオイトイテ、一番“?”だったのは・・・チェチェン部分が良く分かりませんでした。そういう意味では、この映画を正当に評価出来てないかもしれません。犬、手首、指輪・・・良く分かりませんでした!
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