Deckard's Movie Diary
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2008年06月20日(金)  シューテム・アップ

“銃弾2万5千発のエクスタシー!”がキャッチフレーズの『シューテム・アップ』。まぁ、その通りでんな(苦笑)。エクスタシーがあるかどうかは知りませんが、痛快だったのは間違いありません。ぶっちゃけ、観たい映画はほとんど観ちゃったので時間潰しに観たようなモンなんですけど、そういう状況にピッタリの内容でした(っつーか、得した気分)。それなりに評判が良いのは知っていましたし、クライヴ・オーウェン、ポール・ジアマッティ、モニカ・ベルッチと役者も揃っていましたからね。内容は“超”が付くほどの筋金入りのB級映画でした。始まって暫くは食傷気味の流れだったのですが、ストーリーが進むにつれ痛快感が増し、好きなだけやっちゃってぇ〜という気分になります。クライヴ・オーウェンは表情に乏しく地味ですし、ジアマッティも似合わない役をやっちゃって!という印象が残ります。だからと言って、悪いワケじゃないです。その辺りは好みの問題でしょう。例えばオーウェンの代わりにヴィン・ディーゼルやジェイスン・ステイサム辺りが演じていたらバタ臭くなり過ぎて個人的には胃がもたれそうです。なんだかんだ行ってもオーウェンは存在感がありますよ。それなりにウェットなストーリーもあるので、あんまり脂ぎってもねぇ・・・。傑作!というワケではありませんが、この映画・・・けっこう好きです。


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