平均的専業主婦生活

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羨望
2002年12月20日(金)

あなた方は、私たちをうらやましいと思われているようですがとんだ誤解です。
確かに、あなたたちにはないものを持っていることは確かです。
それを、自由に使いこなせるのは本当に嬉しいことでもあります。

不自由のない暮らしといえば、そういえるのかもしれません。
当座の生活に困ることは一生ないでしょう。

しかし、私たちにはあなた方のほうがずっと自由に思えます。
好きな時間に出かけたり、食したり、愛し合ったり。
ずっとずっと、自由で羽ばたいているように思えます。
私たちの方が、あなた方をうらやましく思っているかもしれないんです。

このかごの中では、美しい羽も何の役にも立たないの。
大空を飛べるなんて、一体誰が言ってたの?
私たちは、空なんて知らない。
空の色も知らない。

この羽は、なんのためにあるの?
どうせ使えないのなら、ないほうがよかったわ。
自暴自棄になりそうなことも多いのよ。

それでも希望は捨てないわ。
いつの日にか、この狭い空間を飛び出してみせるわ。
そうよ。
せっかく、鳥として生まれてきたのだから。




たわいのない過去  あたりまえの未来

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