☆ Petite ☆ by sara
2004年11月15日(月) 誰のため…? 夏に奴と出会って変わったこと。男の人のために服装を変えた。綺麗になる努力をした。喋り方も変えた。それがいい女になることだと思っていたから。奴と別れてからもそれを続けたよ。いつか出会う大好きな人のために素敵な自分でいたかったから。 だけどね、また考えが奴と出会う前に戻ったんだ。自分の好きなものを着ればいいじゃない。男に好かれる見た目より、自分の信念を貫くダンスの方が大切じゃない。作った自分なんて醜い。 そしてそれは全部自分のため。そう思っていた。ずっと。男の人より自分のため。だけどね、気づいたの。これさえ自分のためじゃなかったんだ。これはあの子のためだった。男の人より女の子に好かれる格好。一緒に踊るのが幸せすぎたダンス。あの子と話すためにもっともっと上手になりたかった英語。 振った男、振られた男、彼らのことは時間が解決してくれる。つらかった日々も時が経つと同時に思い出に変わる。彼女のことも思い出にしたいのに、もう彼女に恋なんてしていたくないのに、出会う度気持ちが高揚する。 やっぱり彼女のことが一番好きなのかな?絶対に叶わない恋だから気持ちが盛り上がるだけなのかな? |