LOUNGE

2009年08月16日(日) [ギリ怒らせない会話]何それ?家畜のエサ?あ。愛妻弁当か。君の奥さんホント優しいよね。すごい羨ましいよ。顔は30点だけど。



ここ数日もいつものように撮影に備え、
ちょこちょこと衣装やアイテムを買いそろえに行ってるんですが
どうしても僕一人で買えないのが下着なんですよ。

洋服はもう慣れっこなので女性用のショップにいっても
誰かと一緒にきた感じを装って服を観てまわることもあれば
小脇にカラーチャートや洋服のサンプル写真やポラをもって
「スタイリストです」的な雰囲気をバリバリだして
店員さんにあえてすぐ話しかけ
「これに合うフレア系のスカートが欲しいんですが」と言って
『自分は怪しい人でも女装癖がある訳でもございません』感をアピールするんですが

さすがに一人で下着屋に入ることだけは出来ません。


昔、下着のカタログを何年も担当していた時期があり
常にデスクには100を越える下着のサンプルが山積みだったことがあるので
それ以来下着を観ても
『妙にフリフリした布』という認識でしかないから
別に照れとかはないのだけど
やっぱり店員さんや買いにきてる女性のお客さんの目が
とても刺さる(ように感じる)ので抵抗があります。

なので、たいていの場合、
下着はモデルさんにお願いすることになるのですが
どうしてもこちらのイメージが伝わらない場合だったり
モデルさんで用意出来ない場合は一緒にお店にいって
一緒に色やデザインを選んで、ご自分のサイズに合わせたものを買うのだけど
たまに試着するモデルさんもいて
そうなるとモデルさんは試着室に入ってしまい
見知らぬ場所で迷子になった子供のようにポツンとなり、
あとから来たお客さんの視線を痛烈に感じます。

運悪く女子高生3人組があとから来た時は

「うっそ。あそこの人、一人で買いにきてるのかな?」
「髪長いし、女装系じゃね?」

的な声がちらちら聞こえ
モデルさんが試着ルームから出るまでの10分足らずの時間が
無限にも思える生き地獄に感じます。



あ。でも。いいこともあって

この日も、衣装合わせの打ち合わせの後、
下着がないということで一緒に観て決めて欲しいと言われ
お店に行った時のこと

の「最近は下着って通販で買う方も多いみたいですね。PJとか人気だし。」

モ「私は海外から取り寄せることが多いんで、年に2回とかまとめ買いなんです」

の「へぇー。それじゃ高いでしょ! やっぱり海外はデザインが違うんですか?」

モ「いやあの、私、下着買いにいっても、
  欲しいなって思う下着になかなかサイズがないんですよ。」

の「あら。そうなんですか? じゃあ今日は逆にサイズで絞って
  そこにある中から選びましょうか?」

モ「そうですね。なんかすみません。
  えっと、じゃあ、アンダーが65でカップはH、なければGでお願いします」

の「え?65でH or G !? ってことは?数値だと65+2.5×8+10.........=95!!!」


なんでしょう。


学生時代から未だ数学がものすごいキライな僕ですが
今日ほど楽しいと思った計算式に出会ったことがありません。


心ときめく数字と数字の合併吸収、M&A!!

まさに、ときめき算!

算数やっててよかったーーー!
地球に生まれてよかったーーー!

太郎君が八百屋にいって、リンゴが3つ、みかんが5つ....みたいな問題やるよりも
絶対、ときめき算やった方がいいと思う。

思春期の中学高校でもこれあれば
不良や落ちこぼれがグっと減ると思うし。
(公文とか取り入れないかな?これ?)

権利あげるから。
この人のサイズを出しなさい的な
写真入り問題集作らせてくれれば。


 < OLD  INDEX  NEW >


nochan [MAIL] [HOMEPAGE]