LOUNGE

2008年12月13日(土) (仮) 空気女と思春期の



木曜日。
朝、ネット巡りしてたら、
お友達の七雪ニコちゃんが出演する舞台が今日から5日間あるのを発見!
でもでもスケジュール的に行けそうにないなぁ〜。と
残念に思っていたら、
なんとも夜にポコンと2〜3時間ほど時間が空いてくれた。

でも舞台を観にいくと確実に次の予定に間に合わないのだけど
もはやそこは強行突破の志で阿佐ヶ谷へダッシュ。
(心の中ではダスティホフマンの『卒業』のBGM
 もしくは同じ『卒業』でも尾崎豊の方の「アンチ大人のルール」の気持ち)


んでその舞台というのが、
劇団☆A・P・B-Tokyo公演の舞台『田園に死す』。

そうです。寺山修司の超名作のあの舞台。
ストーリーは知っているのだけど、一度も生で観たことなかったし、
何よりも僕がまだ中学3年生〜高校1年ぐらいの時に
衝撃的なドハマりした筋肉少女帯の歌詞のバックボーンとなった世界が
この『田園に死す』にはたくさんあるので
(『空気女』『犬神』『いたこ』『セーラー服』『キツネのお面』『サーカス』...etc)
なんか青春の甘酸っぱい世界もあいまって観る前から大興奮。

ストーリーは僕が知ってる世界観そのもので
次から次へと展開していく
不条理と恐怖と退廃感と何ともいえないひねくれたポップさ。

2時間ちょっとの舞台が、
あっというまにすぎてしまった感じで

去年、同じ場所でこの劇団の
「さらば、映画よ!<スタア篇>」を観た時以上の
ドキドキ感でいっぱいでしたわ。

たぶん。これ思春期の時とか観たら、
その後の性格や生き方、変わってたと思うぐらい
圧倒的な世界。

お時間ある人、いってみるといいですよ。
これホントすごいから。

オススメりんこ。


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nochan [MAIL] [HOMEPAGE]