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2007年04月07日(土) 自分がSかMかは分からないけど、OかKだったらK...IかKでも...Kかなぁ? ん? K(こぼん派)とK(くるよ派)ってことね...nochanです



ちょこちょことここでも紹介してました新作写真
アップしました。

タイトルは『秘女言』(ひめごと)。


お時間のある方は
本サイトのPHOTOコーナーよりご覧くださいませ。





<あとがき追加>
ま。写真作品を公開してる方はみんなそうだと思いますが
写真の選択は毎回頭を悩ますとこで、

その昔は、お気に入りの写真をただ選んで並べるだけだったのですが
やはり作品として組んでいく場合、
そのテーマにあった流れや起承転結やフックなどで
全体イメージに合わず泣く泣くカットしてしまう写真は多いんですよ。

僕の撮り方は、まずモデルさんの撮られたい希望を聞いて(今回なら『和服』)
それを中心に撮りたいアイデアをどんどん出していって
モデルさんと考えていく感じで。

今回の作品は、最初からある程度
「露出のある系で色っぽく艶やかな感じにしていきましょう」と
なっていたのですが、

どこまで出すか?みたいのはその場の雰囲気や流れで変わるので
ここだけの話、実際の撮影ではかなり脱いだカットまで撮っていて
それを作品として組んだ時に、
どのラインまで見せるのがきれいかな?と絞っていくわけですよ。

特に露出がある場合、
最初からこちらから「全部(フル)は出しませんよ。」とは言いますが、

最初からモデルさんから「ここまでしか出しません」と言って
そのモデルさんギリギリのラインまで撮っていくのと
(作品的にいいのが撮れそうであれば)出すラインを越えた部分まで撮って
そこから逆にイイものを振るいにかけて削っていくのだと
明らかに後者の方が表現に幅がありいいものが撮れて行く気がするのです。

例えばこれが露出でなく『笑顔』だとしても
最初から『大口開けて大笑いした顔は撮らない』と予定していても
軽くニコっとした写真だけを撮るのと
ちょっと笑ったところから、大口開けて大笑いしたとこまで撮って
そこからベストなのを撮る方がやはりイイモノが撮れやすい。

今回、モデルになってくれた花香ちゃんも
全く初めての撮影で最初はガチガチでしたが
100枚、200枚、1000枚、2000枚と撮るうちにどんどん慣れていって

屋外撮影当初は人の気配があると照れて撮れなかったのですが
何時間かたつうちに、人がいようかいまいがお構い無しの
「どうせ2度と会う人じゃないんだし」と度胸が座っていって
すごくいい感じになってくる。

この「どうせ2度と会う人じゃないんだし」という
一期一会なフォレストガンパー感が出る出ないが
ノってきてイイ感じになってくるターニングポイントだなぁと
今回あらためて感じたわけです。

その点、フォレストガンパーになるモデルさんには
毎回頭の下がる思いばかり。

そういう気持ちの元、
出来上がったものを、いろんな人に観てもらうのも嬉しいし
自分の撮りたいものが撮れたのも嬉しいですが
モデルさんが出来上がったものを観て喜んでもらうのも格別の喜びです。

撮影して形にしていくのって幸せね。


※出来上がったテンションのまま書いているので文章がめちゃめちゃですが
 そんな気持ちがいっぱいで夜も眠れずドキドキです。


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