2009年10月12日(月) |
ようやくここまで来たので、ついでに語らせてもらうッ! |
あれ? タイトルは誰のセリフなんでしょうね? この間抜けさ加減が微妙に滲む感じは、VTあたりに出てきそうな気がしないでもないですな。 いや、本当はRTXの話なんで、アレですが。 ちなみに、RTXのキャラなら思い当たる人が一人いるんですが、まだ本編に登場していないのでシークレットのままにしておきます。はい。
ま、そんなんで。 RTXの10−3、更新するメドが着きました。
前回の更新から大分長かったわけですが、中身としてはまだまだこれからです。 大体、本当は10−3で書き終えるはずだったシーンまで行ってませんので。
っていうか、本当は9章の段階で終わる予定だったのに、例の演説と重ねたら面白いかもと思ってしまったのが運のつきなんだよなぁ……orz
そんなんで、11章で、今度こそこの長い一日は終了です。 11章で区切ったら、第二部突入の予定。
ちなみに11章は、10章で少し名前が出たキザキさん達と〈E.A.S.T.s〉、〈西方協会〉の関係の話とか。MBの頃からくすぶってる、血統の話とか。 酒上博士とギルと木伏の関係とか。もちろん、後の変態能力者・酒上純のこととか。 柚実と和政、弥彦の不思議な関係とか。そこに乱入するキャラが、予定では数人いるんですが。 それと、これは少し迷ってるんですが、ギルと和政の関係とか。 これは外伝で書くか、本編でどれぐらい触れるか、少し困ってたり。
とりあえず、まだまだがんばりますよ。はい。 でもカタストロフィが始まったら「三日で終わらせる」ってギルも言ってるし、こんなに一日を長く書く事はないはずです。
……たぶん(汗)
ところで。 最近書いていて、弥彦と和政の関係って面白いなぁと思い始めていたり。
結局、この二人って「同期の桜」状態な上に、数少ない「白兵戦用無能力者」として〈特務〉に所属している普通の人なわけですよ。 それでいて、和政は殺人鬼に徹していて、弥彦は自分の殺人能力に無自覚すぎるわけで。
おそらく、和政は自分の中の殺人衝動を嫌悪している分、弥彦がまぶしいだろうし――だから、ある意味健康的な正義を振りかざす弥彦を、さっさと死ぬだろう人間だと思っているわけで。 裏返せば、自分が正しいはずだから、間違ってるはずの弥彦が早死にしないと、自分の殺人行為を正当化しきれない、と。上司からの命令で殺すとしても、きっと和政には小さな正義感がチクチク痛んでると思うんですよ。
その小さな正義感が暴発したのが、10年後の和政(CHやCKに出てくる”自称・偽者”の和政)なんだろうし。
弥彦は本編でも触れたように、和政のあり方が軍人として正しいと思いつつ、人として正しいと思えない部分があって。それをぶつける相手が、和政を評価する〈軍部〉への不満になってるわけですが。 で、ギルがいろいろ説得したわけですが、多分、これまた全部を受け入れたとは思えないんですよね。だからこそ、今後もギルの下で働いてみたいと言ったんじゃないか、と。自分の中の確信を、確定させる要素をギルの下で集めたかったんだと思うわけですよ。
でも、それだけ意識してるって事は、それだけ互いを認めてるってことで。 少なくとも弥彦は意識しまくってるし、和政もすぐに弥彦を目覚めさせてるし。 もしかしたら、当人達が思うより、仲の良い二人なんじゃなかろうか? こういうキャラ組み合わせって、うまいたとえが見つからないんですが……。
そして、どちらもギルに気に入られているワナ(苦笑)
ギルに関しては、和政には共感と親心(事情はそのうち書きますが)、弥彦には憧憬と悪意が主な要素でしょう。 ギルの憧憬に関しては、RTXのエンディングに関わる謎になるはずなので、ここでは伏せますが。 まあ、初代三条尚起に対する歪んだ感情が、弥彦に投影されてるような感じでしょうな。 じゃあ、ギルが〈赤目〉に対して何を期待してるのかというと、これもネタバレになっちゃうので伏せますけど。
――って、書いてる自分がいろいろ分析するのも変ですが……orz
っていうか、ある程度の設定はしてあっても、ちまちまと「アレ? これってこういう意味だったのか」みたいなものがあるわけで。 それに気づいたので書いておきましたってものなんですが。
とりあえず、こんな事を考えながら書いてますってことで。
17日か18日には更新しますんで、よろしくです。
|