suzu3neの雲収集家な日々

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2002年10月24日(木) 刷り込み。

少し前(?)の書き込みで、「船長のイメージがかぶってる! 刷り込み!?」という、恐ろしい事実に気づいてしまって数日。
相変わらず、グラナダ版○ームズシリーズを借りてきては「悔しいけど、ホー○ズ役はジェレミーしか考えられません!(感涙)」と、一挙一動に嬌声を上げてる今日この頃です(馬鹿)

……もちろん、神崎兄への関心が高まるあまりに、nocasterに「次回のパロは○ギトだけじゃなくリュ○キも!」と相談し、挙句、ネタだしに協力を仰いでもいるんですがね(鬼?)


……論文進んでないのに、何やってんだか(涙)


さて、刷り込みということですが。
話は少し変わって、私には「人生を変えられちまったあるバンド」が存在してまして。
メインマシンが変わってから、自分のCDの中からそのバンドの曲を、WMA等に変換する日々を送っていたところ、自分の琴線に触れる曲を再発見する毎日が続いているのです。

「人生を変えちまった」ほどなので、全ての曲を聞いた事があるし、どれが好きでどれが嫌いかも、随分はっきりしていました。PC環境が整ってからは、一曲ごとに管理できるんで、好きな曲は何度も聴いてるし嫌いな曲はずっと仕舞いこんだまま。それで違和感なくすごしてきたんですよ。
だって、嫌いな曲だって、ファンとしてほぼソラで歌えるほどは聞いてるわけだし、無理にそれ以上聞かなくてもいいやって(苦笑)


ところが。
そうやって「覚えてはいるんだけど嫌い」だった曲が、今、実際にきちんと聞きなおしながらエンコードしていると
「……あれ? (嫌いだったけど)結構いいじゃん……」

以前にはわからなかった音の深みとか、歌詞解釈ができるもんですね。
しかも、昔の作品やら最近までの、流行や機材の発展等の流れを追って考えて聞くと「この頃こういう音を作っていて、それを踏まえて今の音があるんだな」という、かつては考えられなかった新しい見方があるわけで。
それにもまして、他のアーティストの曲を聴いて「いいなぁ!」と感じるのと「いいな、この曲!」と感じる度合いがぜんぜん違うという事を再発見。鳥肌の立ち具合が違うんですよ。戦慄というか、まさに「琴線に触れてくる」感じが。痒いところに手が届く感じが(笑)
なら、どうしてそんな差が出てくるんだろうと考えた時、
「こりゃ刷り込みなんじゃないかな?」と思ったわけです。

ストリングス一本入ったかどうか、間奏リピートが何回だとか、ブレイクのタイミングがライブ版じゃ意図的にずらされているとか、そういうのを聞き分けられるぐらい聞きこんでるファンなワケですから(自分でも呆れる)、そのバンドのパターンというか、多用する音の作りだとか、得意な曲の波が体に染み込んでるんじゃないかと。
スズメ百までナンチャラってヤツです。
でも、その踊りが楽しいんだから仕方がない(苦笑)

「こうなったら、どこまでもお供しましょう」という気分になるから、私も大人になったなぁと思います。
以前は悔しくて仕方なかったもんなんですけどね。なんか精神的に負けちゃってるような気がして(笑)
……体育会系の中でも、勝ち負けをはっきりさせたがるタイプの悪い癖です
(特に私はこのタイプの見本のようなお馬鹿だったので)
それが今じゃ「良い曲だな〜」とヘラヘラしていられるから不思議です。
ときに時間というものは、強力な味方になってくれるのだなあと感じました。

そんなんで(どんなんで?)
最近はエンコードに勤しみながら「論文書けねー! ホーム○と神崎アニ〜! ……やっぱこの曲、良いじゃん!」と三つの大波が同時にやってきていて困ってるという報告でした。


P.S.
なんか小説サイトとは思えない日記ですが、ちゃんと連載の続きや短編のことも考えてますってば。


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