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213 Greenday Live Report

先日、パンクロックバンド「GREENDAY」のライブにいってきた。従兄弟がチケットがあまってるからということで誘ってくれたんだ。
正直、これまで強く興味を持ってきたわけじゃなかった。最新アルバム「American Idiot」を友だちが貸してくれ、それを聴いていたくらいで、あとは有名な曲を2〜3曲知ってる程度。ただ単に、普段自分の周りにない世界を味わいたいと思ったからいくといった。
数年前、「Summer Sonic」に友だちに誘われたときに、パンクバンドのライブの洗礼は軽くうけていた。そのときはホントさわり程度で、人の波がうざったくてしょうがなかったんだ。自分は大してのってもいないのに、周りが異常なまでにのってるもんだから。まぁその場にいる俺がいけないんだけど。
そして今回、またあんな雰囲気の場にいくのかと思うと、自ら行くと言ったくせして憂鬱になっていた。従兄弟が言うには、まだ春が始まるか始まらないかのこの季節に、半そででも汗だくになるというのだから、俺から言わせれば何言ってんだって感じさ。とにかくライブ会場に近づくにつれ、俺のテンションは徐々に下がっていった。

会場は幕張メッセ。遠いよ。千葉だもん。
俺は従兄弟にあらかじめ、「俺は後ろのほうでのんびり見てるよ。」と宣言していた。そういう人もたくさんいるらしく、別に問題ないらしい。従兄弟は会場の外、まだ寒い中で半そでに着替えて準備万端。周りを見渡せば半そでの人がかなり多い。でも俺は長袖2枚重ね。いや、ほんとにおとなしく見てるつもりだったから。

ところが始まってみると、さぁ〜どうでしょう。従兄弟と一緒の場所にいたもんだから、激しい波のど真ん中。かなり待った挙句、始まるや否や人の波にもみくちゃ!
最初は「ホント勘弁してくれ!」って思ってた。従兄弟は始まって速攻ではぐれ、全然知らない前座のバンドの曲に一人でのれるわけもなく、ただ波の流れに身を任せていただけだった。でもいざGREENDAYのライブが始まると、自分の中のスイッチが切り替わったかのように、その波の中で存分に暴れまわってしまった。
とは言え最初は様子を伺いながら、徐々に徐々にテンションアップしていく。8曲ぐらい聴いて、いったん退避。暑すぎる自分の格好をなるべく涼しい格好にし、珍しく一人でビールを飲み、再度激しい波の中へ突入!酒がはいってすぐに暴れまくって、もうむちゃくちゃ!間違いなくライブ会場の中でも一番激しい場所で、率先して人の波にぶつかりまくってた。自分で自分にびっくりだよ。ここまで自分がテンションの高い人間だとは。
ライブの最後にはQUEENの「We are the Champion」を大熱唱。声を枯らしたね。ファンをステージにあげてギターやらを演奏させ、最後にはギターをあげるという一幕もあり、とても盛り上がったライブだった。
パンクのライブって、意外にもおとなしそうな人が多くいる。地味で、普段はおとなしいんだろうな〜って思える見た目の人が、日ごろのうっぷんを晴らすかのように暴れまくる。ただパンク大好きです!っていう格好をした人ばっかりではないんだね。
それと、パンクのライブだと、人の波にダイブする人がたくさんいるわけだけど、ダイブするために知らない人に手を貸したり、ドミノ倒し状態になって倒れてしまった人を、周りの人たちが必死になって助けたりと、知らない人たち同士なのに連帯感は強い。そんなところも面白いな〜って思ったね。
最近はレゲエのライブにいくことが何度かあり、今回はパンク。こうしていろいろな世界を知るというのはとても楽しいね。偏見っていうのは自分の中にやっぱりあって、それが崩されるときがあるから面白い。
2005年03月21日(月)

VOICE / マッキー

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