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2002年06月09日(日) |
映画よろず屋週報 Vol9 2002.6.9 |
*****映画よろず屋週報 Vol9 2002.6.9**********************
皆さん、この1週間、いかがお過ごしでしたか? 私は、気温30℃超の炎天下を調子に乗って出歩いていて、 脱水症状・熱中症一歩手前になりました(アホです)。 時節柄、麦茶入り水筒はお出かけのマストアイテムです。
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特集「Johnny,be good!」
6月9日は、ジョニー・デップの誕生日です。 あの、中性的と言いたいほど整った、贅肉のない顔と、 独特の存在感にはファンが多い……ので、 これを読んでいらっしゃる方の中には、 私よりも熱心て、彼についてよく御存じのファンも多いことでしょう。 そこで、ひょっとしてファンでも見落としがちかもしれない作品を 御紹介いたしたいと思います。
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クライ・ベイビー Cry-Baby 1990年アメリカ ジョン・ウォーターズ監督 アメリカが誇るベテラン変態監督ジョン・ウォーターズによる 50年代を舞台にしたミュージカル・コメディー。 肉親にまつわるトラウマを抱えて成長した設定のデップは、 「愛を求めて泣く赤ん坊」になぞらえ、 “クライ・ベイビー”と呼ばれる 孤独で心優しい青年を好演しました。
ドンファン Don Juan DeMarco 1995年アメリカ ジェレミー・レビン監督 最近話題になった『光の旅人 K-PAX』に通ずるところのある 虚言癖か否かの判断が難しい風変わりな青年が、 デップの役どころです。 タイトルから想像がつくとおり、 デップは女性を愛しまくる役どころですが、 失恋のショックで自殺を図ろうとします……。 あんな美青年の色情狂患者?がいてもいいけれど、 余りにも線が細く、表情もあんななので、何だか彼って淡白そう… 彼の話を聞いて「好影響」を受ける精神分析医をマーロン・ブランドー、 夫からその「恩恵」を受ける妻をフェイ・ダナウェイが演じています。 ブライアン・アダムスが歌った “Have You Ever Really Loved a Woman”の、 ギターの音色も美しく耳に残ります。
エド・ウッド Ed Wood 1994年アメリカ ティム・バートン監督 デップの友人であり、相性もいいと見受けるティム・バートンの監督作。 「アメリカ映画史上最低の映画監督」とまで言われる エド・ウッドのトンチンカンでおかしくも切ない生きざまを描いた、 ちょっといい話です(もちろんデップがエド・ウッド役)。
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