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2002年05月18日(土) |
映画の中の(私的に選んだ)名セリフ |
きょう5月18日は、「こ(5)とば(18)の日」だそうです。 そこで、映画の中の名セリフをちょこっと集めてみることにしました。 今までも少し触れることはあったのですが、 こうして集めてみるのは初めてです。 あくまで私的な「実感」として「名セリフ」とさせていただいたものばかりなので、 「はぁ?」というものも含まれているかもしれませんが、御容赦ください。
「秘密ということは、みんなが知っているということだ」 What happened in the dungeon between you and Professor Quirrell is a complete secret, so naturally, the whole school knows. 直訳すれば、「ダンジョンでクィレル先生(イアン・ハート)と君の間に起こったことは、完全な秘密だ。もちろん、学校全体が知っている」……という感じでしょうか。 日本では先頃ビデオ&DVDがリリースされた 『ハリー・ポッターと賢者の石 ※Harry Potter and the Sorcerer's Stone』の終盤、 ハリーとその仲間の大活躍について、 ダンブルドア校長(リチャード・ハリス)が言った一言。 「衝いてるなあ」と思いました。 ※アメリカ版タイトル。イギリス版Harry Potter and the Philosopher's Stone
「好きでやっているんじゃない。親だからやっているんだ」 I may as well not bother.Except I'm your dad. イギリス映画『フル・モンティ The Full Monty』で、 養育資金稼ぎのためにストリップの練習をするばかっ父に 呆れた息子ネイサン(ウィリアム・スネープ)に対し、 バカっ父ガズ(ロバート・カーライル)が。 私も人の親の端くれだけど、あそこまでは言えないし、できないなあ。
「男は幾らでもいるから、あなたは人間になって」 The world is full of guys. Be a man. Don't be a guy 青春映画の最高傑作(独断) 『セイ・エニシング Say Anything...』の中で、 恋人アイオン・スカイと喧嘩し、 男のプライドが邪魔して素直になれないジョン・キューザックに、 ジョンの「性別無視の親友」リリー・テイラーがさとすように言うセリフ。 「人間になれ」というニュアンスのセリフは、 『アパートの鍵貸します』でも使われていましたし、
「僕は夫で父親だ。これ以上の作品は書けない」 Being a husband and a father.I will never ever write anything that lovely. 『ガープの世界 The World According to Garp』で、 作家でハウスハズバンドのT.S.ガープ(ロビン・ウィリアムズ)が 愛しい我が子の寝顔を妻ヘレン(メアリー・ベス・ハート)とともに拝み、 満足げに言うせりふ。これ自体すばらしいのですが、 そのときヘレンが置かれている状況を考えると、また皮肉さが漂って、 深み・含みのあるセリフになっています。
“For Love of the Game” 野球映画だけならハズレなしのケヴィン・コスナー主演 『ラブ・オブ・ザ・ゲーム』で、 コスナー演じる、引退がささやかれるベテラン投手ビリーが、 ある決断をしたときに、ボールに書き入れたメッセージ。 映画の原題でもありますが、人生ここ一番にこのセリフという感じの、 実にツボにはまった一言でした。 ベタベタですが、「野球が好きだから」とでも訳したいところです
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