Dailymovie
DiaryINDEX|past|will
2002年05月12日(日) |
映画よろず屋週報 Vol.5 2002.5.12 |
*****映画よろず屋週報 Vol.5 2002.5.12*********************
1週間のごぶさたでした。 今週も、「映画偏食オンナ」を自認するユリノキが、 個人的にお勧めの映画を御紹介する「よろず屋週報」を お届けいたします。 **********************************************************
特集「ママ・アイ ラブ ユー」※
本日5月12日(第二日曜日)は、母の日です。 そこで、強い母、美しい母、才能ある母にバカ母、 いろいろひっくるめて、 映画の中の「おかあさん」に注目してみました。
※特集名としてそのまま使ったのは、 ウィリアム・サローヤンの小説のタイトルです。 このお話も母もぶっ飛んでいましたが、愛すべき人でした。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
○ディープ・エンド・オブ・オーシャン The Deep End of the Ocean 1999年アメリカ ウール・グロスバード監督 先日見て、久々にボロ泣きしました。 母云々というよりは、幼児連れ去り事件によって変貌した家族と その再生が描かれていますが、 ミシェール・ファイファー扮する悲しき母と、 母の愛を求める長男を演じたジョナサン・ジャクソン(美形)が見どころ。
○ディス・イズ・マイ・ライフ This Is My Life 1992年アメリカ ノーラ・エフロン監督 はっきり言って地味な上に、「母と2女」の設定が、 シェール主演の『恋する人魚たち』とカブるのですが、 拾い物と言っていい一編でした。 一時期はウディ・アレン映画の常連だった、 肝っ玉かあさんタイプのジェリー・ガブナーが、 コメディアン志望の危なっかしい母を好演しています。
○パンチライン Punchline 1988年アメリカ デヴィッド・セルザー監督 日本公開が決まりかけたのに、 おクラ入りになってしまった不幸な作品ながら、 未公開ビデオの中でもポピュラーな方では? サリー・フィールドが、これまたコメディアン志望の主婦、 そして、そんな彼女に思いを寄せる医大生をトム・ハンクスと、 今にして思えば、かなりの豪華キャストでした。 (しかも2人は「フォレスト・ガンプ」で母子役で共演…)
○ラブ・オブ・ザ・ゲーム For Love of the Game 1999年アメリカ サム・ライミ監督 カルト監督S.ライミが撮った、びっくりの感動人間ドラマ。 ケヴィン・コスナーが初めてマジ惚れした美女ケリー・プレストンは、 10代で産んだ、年頃の娘を育てるシングルマザーだった! 彼女の出産時のエピソードが泣かせます。
○あなたのために Where the Heart Is 2000年アメリカ マット・ウィリアムズ監督 お高く見えがちなナタリー・ポートマンが、 「ホワイト・トラッシュ」と呼ばれる下層白人の 気のいい少女ノヴァリーを好演。 彼女を捨てた母(サリー・フィールド)は身震いするようなバカ母ですが、 ノヴァリー自身は、その好ましい性格で人々の助けを得て、 立派に10代での出産を成し遂げ、人間として母として自立していきます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− お誕生日1週間(5月12日〜18日)★は故人 5/12 ガブリエル・バーン(1950) 5/13 ハーヴェイ・カイテル(1939) 5/14 ケイト・ブランシェット(1969) 5/15 チャズ・バルミンテリー(1951) 5/16 ヘンリー・フォンダ(1905−1982)★ 5/17 ビル・バクストン(1955) 5/18 チョウ・ユンファ(1955) −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− では、また来週お会いしましょう。さようなら。
ユリノキマリ 「土曜日生まれの館」
|